『ミエてくる!』 2017年11月30日

昨年できたばかりの自然と癒しの恵みを堪能できる場~高野尾花街道 朝津味~。
そこで、三重県の特産品が並ぶ物産展「三重県ご当地物産サミット」が初開催と聞いて来ちゃいました。
初回である今回は津や鈴鹿、伊賀などの7市の19社が出展。
私が”ときめいたモノ”を紹介します!

2016年7月2日にオープンしたばかりの新しい農業物直売所!
住所をナビに入力したら・・・あっ、場所がない??
高野尾花街道 小寺信義さんに聞いてみたら、ナント~超最新のナビじゃないとヒットしないとのこと。(汗)
まだまだ新しいお店なうえに、もともと「畑」だったから住所でも検知されないんだって。

方向音痴の私もゲンキ3ネットの基本情報にある地図でたどり着けたし、
道路沿いに案内看板がたくさんあり、わかりやすので大丈夫!

【店舗名】湯元榊原館 

榊原温泉は、三重県津市榊原町にある温泉。
七栗の湯とも言われ、
能因本「枕草子」第117段に「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」とうたわれている「三名泉」のひとつ。

<ときめいたモノ>
当然、榊原温泉の湯。
私、榊原の湯は大好き!
トロトロしてるし、源泉は低温で、気持ちいい!
・・・榊原温泉の原液を使った湯元榊原館のオリジナル化粧品も気になる。

<お店のオーナー・前田論人(さとし)さん>
無料出張足湯「ゆぽぽ」
足湯のセットは大きいし、お湯も運ばないといけないし、かなり大変だよね。
なのにどうして??

『榊原の温泉は日本トップクラス!
入ってもらえば、湯の良さはすぐわかる!!
でも、温泉は動かない・・・ならこちらから動いちゃえ~ッ!』と足湯の出張を思いついたんだって。

「お肌ツルツルになった!」「ポカポカになった!」と評判は上々!
榊原の湯を知ってもらうために、三重県内はもちろん、県外へも出張しているそう。
出会ったら、ぜひ、入ってみてくださいね。

【店舗名】株式会社MIKURA

三重県熊野にある木桶で作る美味しいお酢の専門店。
御蔵酢(MIKURA)の特徴は手作りで時間をかけていること。
大手は30日のところ、120日もかけているんだって。


<ときめいたモノ>
新感覚ビネガーシロップ!
『添加物を一切使用せず、素材そのままの味が楽しめます。
はちみつが入っているからよーく振ってから飲んでみてください。』

水で割ったリンゴビネガーシロップの味・・・リンゴの風味をお酢の味がしっかりだかえていて、
最後にはちみつの味が残る美味しさ。
これは、毎日、喜んで飲める。

今は三重の水谷養蜂園のはちみつ。
果物は三重地元の農家さんから仕入れたもの。
ただ、リンゴだけは長野から仕入れているんだって。
梅とリンゴをお買い上げ。

<お店のオーナー・伊藤志乃さん>
コンサルをしている同級生から「やってみない?」とすすめられ、お酢の会社に出資したのが始まり。
今は、日本の酢の伝統的な製法を受継ぎ、お酢製造から販売まで、すべてを担っています。

『お酢には独特の味があります。ぜひ、好みの味を探してみてください。』

なんと同郷、高校も同じ。
今度一緒にお食事でもとデートの約束をしてきました。ムフフ。

【店舗名】菓匠 桔梗屋織居

創業は慶長年間という、400年以上も続く老舗和菓子店。
現在のご主人はなんと18代目!

<ときめいたモノ>
夏はアイスを揚げて販売していたのをヒントに
冬は饅頭を揚げてみたら大好評!!
衣はサクサク、優しい甘さの餡子に
外にふりかけてある塩が効いてしょっぱあまくなり、これが美味。

『最後に振りかけるお塩がみそ』だって。


<お店のオーナー・中村伊英さん>
お菓子の「梟の城」(ふくろうのしろ)は司馬遼太郎が直木賞をとった出世作の名前から。
京の都で暗躍し闇に生きる忍者を、夜行性で単独生活をするフクロウに喩えているお話。
忍者が主人公だから、ずーっと作りたいと思っていたんだって。

『黒にこだわり、黒砂糖、食用の竹炭、黒豆の餡。
財団に正式に許可をいただき、商品化された思い入れのあるお菓子。
ぜひ、食べてみてください。』

お饅頭好きの友達の母にプレゼントしたら、大絶賛!!
お取り寄せしたいとネットを検索していると連絡がありました。
よかった~!(嬉)

【店舗名】菊野商店

創業明治41年の忍者の里伊賀の地酒処。
伊賀酒全蔵元の取扱い店。
伊賀のお酒はすべて置いてあり、ここでしか買えない伊賀のお酒もあるそう!

<ときめいたモノ>
おススメの「半蔵」を買って帰ろうと思ったら・・・売切れて、ない?!
がーん。早く買っておけばよかった。

他のおススメを聞いてみたら
特別限定酒の「純米吟醸 義左衛門」
香りゆたかで、味わいのあるお酒で、冷やでも燗でも美味しいそう。
お正月用に。楽しみです。


<お店のオーナー・菊野善久さん&純子さん>
仲良しで、素敵なご夫婦。
特に純子さんはとても明るくて可愛らしくて、また会いたくなる方。
日本酒の会も開催しているとのこと。ぜひ、参加させてください。

『これからは地ワインの時代!ぜひ、飲んでみて。』

三重でもワインができるんだ!!
これは必飲です。

【店舗名】中山酒造

創業197年の老舗の酒造。
今年2月の火災で酒蔵3棟を焼失。唯一焼失を免れた蔵の酒と酒粕で加工品を作り販売。


<ときめいたモノ>
守ることができた酒粕を洋菓子専門店アンデルセンさんとコラボして
大人のスイーツ「純米大吟醸 酒粕コンフィチュール」を作ったそう。
味はシナモンくるみ、黒糖レーズン、クリームチーズの3種類。
ふわりと日本酒が口の中に広がり、シナモンや黒糖、クリームチーズの味がしっかり残る。
スィーツとしても美味しいし、
酒酒になるけど、酒のつまみにするとついつい飲みすぎちゃいそうなぐらい。

<お店のオーナー・中山美貴さん>
「美味しいよな。頑張っていこな。」
「復活、待ってるよ。」
立ち寄る方が同じようにお声がけくださってて、
とても愛されている酒造さんなんだとわかる。

真摯にお酒と向き合ってきた姿勢を
味とともに感じました。

【店舗名】寒紅梅酒造

安政元年(1854年)増田五兵衛創業、現在で7代続く酒蔵。

<お店のオーナー・増田慶次さんご夫妻>
10年前から三重大学と連携して、梅酒や日本酒を作っているそう。
お酒造りなので20才以上2年生。
梅のヘタ取りなどの手作業を分担。

『伝統技法はもちろんだけど、
酒造りはグループでしかできない。単独ではできない。
そこから何かを学んでくれたら。』

増田さんの親心があたたかいです。

番外で・・・
■鳥羽の海女アイドル登場!!

「とばみなと朝市」の応援に鳥羽市公認の「とばぁば」が来てて。
私、めちゃめちゃ会いたかったんです!!
海女さんの「えびりん」ことリカさんと「あわびこ」みゆきさん。
二人も衣装も可愛すぎる~!!!

■地元の里いも農家による芋煮会

美味しそうなニオイが~!!
熊野市ふるさと振興公社の合わせみそと下津醤油株式会社のだし醤油に鰹節や豚骨をいれて完成!
薄く切ってあるゴボウは味がよく出ているし、柔らかく、味もしっかりしみていて絶品。
こんにゃくや豚肉も入って。里芋をいれてあるからか、とろみのあるお汁。
今日は風が強くて寒かったけど、体の真ん中から温まりました。
美味しかったぁ~!ご馳走様です。

■朝津味 ファーマーズマーケット

地元のとれたて農産物がいっぱい!!しかもお手頃価格。
つやつやでパワーがある感じ。妹に頼まれていた原木椎茸ゲットしました!


今回もステキなモノやオーナーさんに会うことができたり、
「はじめまして」なのにネットを通じて知ってたり、共通なことがあったり、
ご縁を感じる「ウキウキ、ワクワク」HAPPYで、ときめく1日となりました。

・・・残念なのは車で来ちゃったから、お酒が試飲できなかったこと!!(涙) 

みなさまも、出かけることで新しい出会いに気持ちときめく時間をぜひ、過ごしてください。楽しいよ~。