FM三重『ウィークエンドカフェ』2017年12月9日放送

『明和町観光協会』の大平みさきさんがカフェを訪れてくれるのは2回目。
今回も明和町のとっておきの情報を持ってきてくれました。
この冬はイベントもたくさん行われます。
斎宮の駅を降りたら、まずは観光案内所に行ってみてください。
パンフレットや映像を見て、まずは、行くところを決めましょう。
素敵なアドバイスをしてくれるのが観光案内所のみなさん。

光案内所が4月にオープン

昔は観光協会だけで、観光案内所はありませんでしたが、明和町の斎宮駅界隈が、この2〜3年で変わってきました。
一昨年と去年にかけて『平安の杜』に復元建物3棟もできたので、今年の4月に観光案内所と『いつきのみや地域交流センター』をオープン。
以前の斎宮駅界隈を知っている人が見たら、とても驚かれると思います。

観光案内所には、明和町の特産品もたくさん展示されています。
明和町のお土産ものをつくろうとコンテストも行われ、その時の優秀作品が十二単のバームクーヘン『めい姫の十二単バウム』になりました。
また、ひじき加工の会社があることから『ひじきうどん』も開発され、イベントが行われる時にはひじきうどんを食べることもできます。

 

代装束もレンタルできる楽しい場所

明和町に来たら、まずこの観光案内所に足を運んでもらいたいですね。
明和町をどう歩けばよいか、どこに行ったら良いかなど、こちらからご提案させてもらいます。
資料もたくさんあるので、それらを参考にしてもらい、どういう順番で回ったらよいだろうか・・・などを考えてみてください。
たっぷり時間のある人とあまり時間のない人では行く場所も変わると思うので、ここに来て、じっくり考えてみてほしいとですね。
ぜひとも行ってもらいたい場所は、先程もお話した『平安の杜』と『いつきのみや地域交流センター』。
2階が展望台のようになっているので、そこから『平安の杜』をごらんいただけます。
交流センターでは、『古代装束を着て斎宮を満喫』というプランがあります。
洋服の上から簡単に着られる古代装束を身に着け、1時間フリー散策してもらえるというものです。
大人は1人1000円、子どもは500円で、気軽に着ていただけます。
古代装束を着て写真など撮ると、とても良い記念になるのではないでしょうか。

 

王まつりの出演者募集!

平成30年6月2日(土)、3日(日)に開催される『第36回斎王まつり』の出演者の募集を、12月1日から来年2月10日まで行っています。
120人もの群行は圧巻ですよ!
平安絵巻を見ているかのような優雅な気持ちになっていただけると思います。
男性、女性、舞人、子ども・・・いろいろな役がありますので、詳しいことは『斎王まつり』のHPを見てみてください。
出演者は明和町出身者に限りません。
実際、去年の斎王さんは大阪の方でした。
いろいろな地域の方々と一緒に『斎王まつり』を作り上げるのも楽しいかと思います。
まつりに出演した方々は、OB・OGになったりして、その後も手伝ってくれている人もいます。
ぜひ、多数の方のご応募、お待ちしています!

 

い姫ちゃんは、いろんな場所で明和町をPR

斎王まつりにも登場する、明和町のマスコットキャラクターといえば『めい姫』。
めい姫のグッズも観光案内所にたくさん置いています。
Tシャツ、トートバッグ、ぬいぐるみ、ボールペンや缶バッチもいろいろな種類があります。
さらにLINEのスタンプも出していて、そのシールも観光案内所に来てくださった方にはプレゼントしますよ。
私もめい姫といっしょにいろいろな場所に行き、明和町をPRしています。
めい姫は8歳の女の子なので、小さな子どもたちが「めい姫ちゃん、カワイイ」と寄って来てくれるのが、とても嬉しいです。
ゆるキャラは動物系が多いですが、お姫様はやはりカワイイですね。
実はめい姫、運動神経も良いんですよ。
いろいろなスポーツにチャレンジしています。
めい姫のテーマソング『ユーめい姫ドリーム!』でも『めい姫ダンス』を踊っていますし、動けるお姫様なんです。
今年も『ゆるキャラグランプリ』にも参加し、一生懸命がんばって縄跳びも飛びました。
自力の部門で40回飛び、なんと2位でした!
『日本遺産の町 明和町』のFacebookページにも、めい姫が縄跳びを練習している動画がアップされています。
本番の時のは、また後でアップする予定です。
明和町は2年前に『日本遺産の町 明和町』として認定されました。
明和町内のいろいろな場所や、斎宮で出土された土器などを含めて12個のストーリーがあり、全部含めて『日本遺産の町』として認定されています。

 

王の宝箱というお弁当を開発!

そんな『日本遺産の町』から『斎王の宝箱』というお弁当を、明和町観光協会が開発しました。
平安時代の食事を偲ぶということで、斎宮の歴史博物館の学芸員さんの監修の元、斎王の食事を復元。
雛人形に出てくる御所車の入れ物に、三段になって入っています。
主食は、黒米または赤米と餅米の炊き合わせの古代米。
志摩紀州方面でしか知られていない美味しい干し物『サメのタレの一夜干し』や地元の採りたて野菜やお魚など、厳選された食材を使っています。
明和町に訪れた方は、こちらでしか食べられないものを・・・ということで予約してもらっています。
平安時代の材料に近い食材を使って調理しています。
青梅の甘露煮、ゼンマイの信田巻・・・など、ちょっとマニアックなお料理も。
ゼンマイの信田巻は、ゼンマイを芯にして油揚げと鶏肉をかんぴょうで巻いてある料理なんです。
まず、お弁当箱を見ていただくと、みなさんびっくりされますね。
鮮やかできらびやかで。
ただ急に来てもらってもすぐにお出しすることができないので、必ず前もって、明和町観光協会にお電話をいただきたいです。
3日前に3食以上でご予約いただけますよ。

 

儺のまつりは12月23日に開催

12月23日にいつきのみや歴史体験館で、『追儺のまつり』が開催されます。
大晦日に宮中で行われた『追儺』を再現したもので、現代の節分の元となった行事なんです。
陰陽師や方相氏、また他の参加者も加わって、鬼を追い払うというもの。
今年の鬼を追い払って新しい年を迎えましょうと、23日の正午から午後3時まで、いつきのみや歴史体験館で行います。
他のおまつりとはちょっと違うので、一度見に来ていただけたらと思います。