こちらは、明治大正時代を象徴する貴重な文化遺産、『六華苑』です！
今回はクリスマスイベントと六華苑の魅力を紹介します！

六華苑の石崎由起さんに、この建物についてお聞きしました。

「『六華苑』は桑名の実業家である『二代目　諸戸清六』の邸宅として明治44年に着工し、大正2年に完成しました。
和洋の様式が調和した、明治・大正期を代表する貴重な文化遺産なんです」

約1800㎡の高大な敷地内には洋館・和館・蔵などがあり、洋館・和館は国の文化遺産に指定されています。

そして苑内の池泉回遊式の日本庭園は、国の名勝に指定されています。

中でも特にオススメのお部屋は、洋館1階の客間。
鹿鳴館の設計で有名なジョサイア・コンドルによるもので、4層の塔屋を餅、2階建て天然スレート葺きの木造ルネサンス様式で建てられています。

続いては和館へ。
畳の廊下が珍しいですね！

こちらは『一の間』。
和館は主に日常生活用として使用。

欄間は一枚板でできています。
諸戸家は林業を手掛けていたこともあり、貴重な木材がふんだんに使われているのですね。

クリスマスには、ここ六華苑でも催しが。
12月24日（日）には、『六華苑クリスマスコンサート』を開催。
四日市メリノール学院中高等学校聖歌隊によるコンサートが行われます。

ちなみに、ロビーに飾られているのは桑名市の無形文化財『桑名の千羽鶴』。
こちらでは折り鶴体験も行っています。
完成した鶴は、もちろん持って帰ることができます。
（体験料1人100円）

みなさんも折り鶴体験とともに、六華苑のクリスマスイベント、新春イベントを楽しんでみませんか？