~斎王が禊(みそぎ)をした場所「尾野湊御禊場跡(オノノミナトオンミソギバアト)」~

日本遺産のまち「明和町」の魅力発見
伊勢神宮の年間1,500回に及ぶ祭事の中で、最も重要とされる「神嘗祭(かんなめさい)」。その年に収穫された新穀を最初に天照大御神にささげて、恵みに感謝をするお祭りです。そのお祭りに奉仕する際、禊を行った場所の跡地が「尾野湊御禊場跡」。 「尾野湊」とは、大淀海岸の古名です。斎王はこちらで禊をし、身を清めてから伊勢神宮に向かいました。大淀港からも近く、細い路地を進むと石碑が見えてきます。木漏れ日ふりそそぐ空間で、しっとりとした波の音に耳を澄ませながら、心をリラックスしてみてはいかがでしょうか。

【スポット情報】
尾野湊御禊場跡(オノノミナトオンミソギバアト)
住所:三重県多気郡明和町大淀
電話:0596-52-7138(明和町斎宮跡・文化観光課)
駐車場:業平公園に駐車、徒歩3分
斎宮駅より車で約15分
※掲載情報は2017年10月取材時のものになります。