三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2018年1月7日放送

オーナー『たこのすけ』こと、森田松之助さんは、三重大学時代に、何か面白いことをやってみたいとリヤカーを引っ張って日本一周たこ焼きの旅に挑戦! その後さらに世界一周も行うなど、たこ焼きセットを持ってこれまで世界15カ国を巡ってきた。 以前から、ゲストハウスを開きたいと考えていたところ、志摩市に物件を見つけ、昨年11月にプレオープン! そしていよいよ今年から本格オープンしました!

志摩市内、かなりわかりにくい場所に誕生したばかりの、ちょっと変わったゲストハウス『伊勢志摩ゲストハウス たこのすけ』です! ちょっとたどり着けないかと思うくらい、山の中なので、ご注意を!

 

こちらがオーナーの『たこのすけ』さん。 本名は『森田松之助』さん、29歳。 三重大学に在学中、何かおもしろいことをやりたいとはじめたのが、たこ焼き屋。 北海道から沖縄までたこ焼きを焼きながら歩きました。 就職先も決まっていた大学4年、あるプレゼン大会で優勝し、世界一周チケットを獲得。 悩みに悩んだ挙句、世界へ。 以来、たこ焼きセットを持って15カ国でたこ焼きを焼いた強者です。 「世界15カ国でたこ焼きを今まで焼いてきましたが、もっとたこ焼き文化を広めたいと思い、『伊勢志摩ゲストハウスたこのすけ』をオープンしました。 ゲストハウスに来た人にたこ焼きを教えて、その人が自分の国に帰ってたこ焼きを広めて・・・たこ焼きネットワークで人が幸せになっていったらステキだなと思ったのが、ゲストハウスを始めたきっかけです。 2年ほど前に志摩で働いていたことがあり、食べ物の美味しさと自然の豊かさ、何より本当に人が温かさに触れました。 この家を紹介してもらった時、僕はニュージーランドに住んでいたのですが、ここしかないと思い、帰国しました」 と、たこのすけさん。

 

壁には、これまで泊まりに来てくれた人、集まってくれた人たちの写真が飾ってあります。 「色々な地域の方はもちろん、地元の人たちにもとても利用してもらっているのが、嬉しいです」

 

広いキッチンには豊富な調理器具。 海外からのお客さん向けに、このように英語の説明書きがあちこちに書かれています。

 

客室は洋室と和室。 和室は最大4名まで宿泊可能で、グループや家族での利用もできます。

 

お風呂もかなり大きめで、脱衣場には洗濯乾燥機も完備!

 

しかしこちらのウリは、ちょっと変わったプラン。 なんと、森田さんからたこ焼きのレシピや調理法などを伝授されるプラン『たこ焼きマスタープラン』と『たこ焼き職人プラン』。 受講後は認定証をもらうことができます。 ちなみに『マスタープラン』は本格的な銅板のたこ焼き器を使用。 『職人プラン』は自宅でも気軽に使えるフッ素加工された鉄製。 宿の前で収穫したネギをはじめ、食材もすべて準備してもらって、いざ体験です。

 

教えてもらうのは、日本、世界でたこのすけさんが作り続けてきたプロの味。 詳しいレシピは、講習を受けた人だけが知ることができます。

 

完成した、たこのすけさんのたこ焼き。 「あっつ!・・・あっついけど、これがいいんですよね」

 

さて、このゲストハウスは、たこのすけさんと、パートナーの佐々木愛さんのふたりが、ホストとして運営しています。 愛さんは、着物をリメイクする職人としても活躍中。 その作品はゲストハウスでも購入できます。 「このステキな場所で夢が叶いました。 地域の人や、他の地域の人、海外の人がさらにつながることができる場所になっていけたらいいなと思っています」 と、佐々木さん。

 

「モロッコ滞在中に知り合ったアナスさんという人に、たこ焼きを伝授したところ、現在、モロッコでたこ焼き屋を経営しています。 そこにモロッコ人や観光客、いろんな人が集まってきて、すごい楽しい空間ができているそうです。 アナスのようなたこ焼き職人をもっともっとこのゲストハウスから輩出して、世界にどんどんたこ焼きを広めていきたいですね」 と、たこのすけさん。 みなさんもたこ焼き職人、マスターになってみませんか。 『伊勢志摩ゲストハウスたこのすけ』。 詳しくはウェブサイトをごらんください!