ぽろん「ナオちゃんの教えてエコ」2010年5月号

おもてなしの心でリサイクル!
「楽しい♪ためになる!!そんなリサイクル施設をめざしています」

1号線から奥に入り、田んぼと工場に囲まれた桑名市リサイクル推進施設(愛称:くるくる工房)にやってきました。
平日の午前中にもかかわらず、駐車場には車がいっぱい!みんなゴミを持って入れかわり、立ちかわりやってくる。
なんなの、この集まり方は~??(驚)

なんと1日に700人!土日には1500人もが利用しているんだって。スゴイ!!


■登山と釣りがエコの原動力

桑名市からの委託をうけ、くるくる工房の運営をしている“輪リサイクル思考“。
事務局長の渡邊さんは品のあるオーラを発しながら、テキパキと説明をしてくれます。
ただ者ではないな~と感じ、前職を聞いてみると・・・38年間百貨店に勤務した接客のプロ。

「経験上、物を見る目はあります」
なるほど~、納得。

「定年退職してからは大好きな山登りや釣りばかり行っていました(笑)」 
そんな時に知人から「やってみんか?」と声をかけられたのがキッカケなんだって。


■継続はチカラなり

リサイクル施設を存続させるには、デパートと同じように利用者を増やすことが大切。
そのためにはおもてなしの心で利用者の方に満足してもらい、来て楽しい場所にしていく必要があると渡邊さんは考えています。

「最近は親子で来てくれる人や、関心の高い人も増えてきています。
スタッフと話し合って意識を高め、質的な変革をし、よりよいサービスを提供していきたい」
とキラキラとした目で話してくれました。

■ナオちゃんの今月の学び

働いている人とおしゃべりしたり、エコについて教えてもらったり、リサイクル品を買ったり
・・・楽しくってためになるから大勢の人が利用してくれるんだね。(納得)