鳥・植物・昆虫など専門家が集まり、御在所岳の自然を守るためにパトロールしたのが始まり。
しかし、山が大好きな人ばかりなので山に入る度に荒れた登山道などが気になり、
安全のために「これは直さなあかん～」となり・・・いつのまにか登山道の整備・修繕がメイン活動になっています。

隊員は現在、女性3名を含む20名です。

■御在所岳の生き字引

滿田さんは大阪出身。高校生の時に山登りを始め、
「カモシカセンターで働かないか？」と声をかけられてから御在所岳山頂に住みつき、
今では目をつぶっても迷わないぐらい地理を熟知しているんだって。（スゴイ！）

仕事・ボランティアとも山の中。
子供たちはお父さんがそんなに夢中になる「山」を「楽しそう！」と感じているみたい。
親子でパトロールが出来るようになるといいね。（楽♪）

■未来へのつながり

キツネがいなくなり、鹿やウサギが増え、それを餌にする猛禽類が増えている。
見た目にはそう変わらないのに、ここ10年ぐらいで生態系が激変しています。
本来なら地域活性のためにどんどん御在所にきてもらいたい！
・・・けど、これまで以上に自然に負担をかけるの気がかり。　

そんな中で、若い人達の意識の変化に注目です。携帯灰皿は当たり前。
ゴミも持ち帰るなどエコに対する意識が高く、
「若いやつらほどキッチリ考えている。」と滿田さんは嬉しく思っています。

「環境保護や登山道の整備を若い人たちが引き続きやってくれたらありがたいな～」と笑顔。
明るい未来が繋がっていきますね。

■ナオちゃんの今月の学び

小さい時から見ている鈴鹿山脈。
見た目は何も変わらないのに、中は色々変化してるんだ！（驚）

保護するためには、自然も人間も「守っていく」という気持ちが大切なんだね。