ミエてくる 2018年2月2日

いつの間にかオープンしていた、地産地消のダイニングへ!
絶景のロケーションの中、とれたて野菜、地物素材を使ったランチをいただきます!

まったく知りませんでしたよ。
私がそのお店のオープンを知ったのは、友人がFacebookで「来ちゃったよ〜!」「美味しいよ〜!」などと、美味しそうな画像をアップしていたから。
すぐさま友人に連絡を取り、そのお店を教えてもらい、さらにお店に電話をして予約を取りました。
こういうところの行動力、自分でも素晴らしいと思います。

 

そして2日後、来ちゃいました。
お目当てのお店、『Cloud 1 Dining 縁』。
以前は『海女ダイニング あづり』だった店舗です。

 

見よ!
このロケーション!
目の前一面、海!海!海!
しかも水が綺麗!

 

そんな素敵なお店でいただけるのが、こちらのメニュ。
『本日のランチ』は3種類。
そこに『本日のCloud 1プレート』が付きます。
どれをチョイスしようかな・・・と迷っていたら、なんと全部がワンプレートになって付いているのだそう!
う、ううう嬉しい!

それにしても、まさに『地物』な食材ばかり。
アカモク、ヒオウギ貝、アコヤ貝、伊勢海老、トビウオ・・・どれもザ・三重県!という感じ。
『Cloud 1』とは一次生産者さんが作る素材が集まる・・・という意味。
なので、食材の素性もしっかり書かれているわけです。

 

来ました!『Cloud 1 プレート』!
1口サイズの料理が8種類!
うおおお、これをおつまみに、一杯やりたいところですね。

 

『浦村カキのキッシュ』は、カキがゴロゴロ入っています。
貝柱の旨味も感じますよ。

 

私がカキを偏愛しているのもありますが、『燻製カキのオリーブオイル漬け』は相当美味しいです!
燻製の香りが素晴らしく、さらに余分な水分が抜けているので、味がギュッと凝縮されているのです。

 

『熟成さつまいもスティック』はめっちゃ甘いです!
熟れまくっています!
素揚げしてあるので、表面がパリパリ!
これはハマりますよ。

 

そして、こちらが『ミックスフライ』ランチ、1480円。
先程の『Cloud 1 プレート』も付いてくるのだから、お得ですね。
お味噌汁は生ワカメですよ。

 

フライはカキとヒオウギ貝、アコヤ貝。
タルタルもたっぷりです!
アコヤ貝の貝柱だけでなく、全部のフライって珍しいのでは。
それにしても年が明けて、カキの身が乗ってきていますね!
大きい!

 

そ、そ、そして・・・甲殻類同好会の私が迷わず注文した『伊勢エビリゾット』1680円!
到着するなり、激しく悶えるほどの伊勢海老の香り!
口に入れると、めちゃめちゃ濃厚な海老の旨味が!
さらにチーズがコクを深めています。
これは美味しい!
器が深く、見た目よりも「食べで」があります。

でも。
もう一つの大好物をどうしても食べたくて。

 

注文しちゃいました『アカモクTKG』350円。
アカモクの塩分があるので、お醤油は少なめ。

 

ガーッとかき混ぜてかき込むと、恍惚としますよ!
これとお味噌汁だけを、ふらっと食べに来たいぐらい。

そうそう。
最近話題のアカモクですが、三重県で食べるようになったのは意外と最近。
東日本大震災の折、カキ養殖の筏が流れてしまい、カキがなくなってしまったとき。
そのときに何かないかと目をつけたのが、このアカモク。
ミネラルや食物繊維、フィコダインなどを豊富に含み、とても体に良い食材だとわかり、販売を始めたのだそう。

このアカモクも含め、地元の生産者が集まって作ったお店が『Cloud 1 Dining 縁』。
メニュの開発も、生産者さんたちとの試行錯誤の繰り返しだったそうでう。

 


ちなみにスタッフさんは地元のお母さんたち。
こちらの安田さんは現在妊娠9ヶ月。
もうすぐ産休に入りますが、市の子育て支援課と連携し、お母さんたちが働きやすいシフトを組んでいるそうです。
地元で働けて、無理がないって、ある意味理想的かも。

生産者さんたちが直接手がける、新しい業態のお店に、新しい働き方。

志摩まで足を運ぶ価値のあるお店です!

ごちそうさまでした(*^^*)