つ~ぴ~す「ナオちゃん教えてエコ」2011年1月号

「三重で遊ぶ・触れあう・暮らす!」

■ 「三重県のすばらしさを日本中に、世界中にアピールしていこう!(笑)」

「サルシカ隊」って知ってる? 
三重県で「遊ぶ・触れあう・暮らす」をテーマに情報発信しているグループで、
公式ウェブサイトは日に2万~3万PV(閲覧ページ数)もあるんだって!超人気!
現在の隊員数は230名。楽しく笑える地域活性をめざし活動をしています。

隊の目的は「ひとりでも多くの人に三重県を知ってもらいたい、来てもらいたい、
あわよくば暮らしてもらいたい」なんだって。(笑)。


■「県外の人は三重を知らない!」

「サルシカ隊」隊長の奥田さんは津市出身。18歳で上京し、
漫画の原作者、テレビの構成作家を経て、ベンチャー企業の社長に。

「地方で暮らしたいと思いはじめたのは30代の後半です。
アウトドアが好きだったし、子供を自然の中で育てたかったので。」

田舎暮らしを始める場所を探して本やネットで情報を集め始めたけど、地元の三重の情報がほとんどない。
東京では三重がどこにあるかさえ知らない人もいるくらい、情報が無い。(驚) 
岐阜や長野などの情報はたくさんあるのに・・・。

4年前、奥田さんは現在の住まいに引っ越し、そしてその翌年に「サルシカ隊」を結成。
情報発信をスタートさせました。

「三重のいいところを県外の人に発見してもらいたい。そして県内の人には再発見してもらいたいんです!」
同じ三重県人同士・・・熱い気持ちが伝わってきます。


■「里山に恩返し?」

「津市の中心地から車で30分の山間の集落に住んでわかったのは、1人暮らしの高齢者が多いこと。
あと5年10年で消えてしまう集落がたくさんある。」

このままではダメだ、なんとかしなければ~と奥田さんは今までの活動にプラスして、
ふるさとの里山の地域おこしを始めました。

山遊びや川遊びなどの体験型のイベントや地域の名産づくりを通して、人に来てもらえる拠点づくりを考えています。
「いま暮らしているのは生まれた場所ではないけれど、地域の人はあたたかく迎えいれてくれた。
本当に楽しく暮らしています。
だから今度はその地域に恩返ししたい・・・。」

奥田さんの優しく、そして強い想いが伝わってきます。

■ナオちゃんの今月の学び

奥田邸はすごく静か。時間がゆっくり流れているみたい。歳をとるのもゆっくり??
だから、奥田さんは元気なのかも。(笑)

「草刈り、薪割り、ムカデと対決・・・意外とのんびりできないよ~(泣)」っていうけど、
それがのんびり自由で楽しそう。里山暮らしいいな~!!