今回は現在開催中の『しだれ梅まつり』の楽しみ方や魅力を紹介します！
運営責任者の松葉谷佳彦さん・・・全身『梅色』ですね！

「花の色に合わせて、目立たないようにしているんです！」

いえいえ、とっても目立っていますよ。
この庭園について教えてください！

「『鈴鹿の森庭園』の敷地は約6千坪（2万平方メートル）。
園内には『呉服枝垂（くれはしだれ）』を中心に日本中から集めた『しだれ梅』が200本以上植えられています。
90％は梅で、一部、早咲きの桜も植えられています」

この規模は日本でもここだけだとか！

中でも特に見てほしいという梅を紹介してもらいました。
まずは『天の龍』。

そして『地の龍』。
この２つ、『天の龍』と『地の龍』は呉服枝垂の名木。
花が咲き乱れるさまが、龍が昇るがごとくのように見えることから命名されました。

次の見どころは、今年新しくできた見晴台からの眺め！
一面、見渡すかぎりの梅園です。
鈴鹿の森庭園は、鈴鹿山脈を景色の一部に取り入れた、回遊式借景庭園。
鈴鹿山脈を借景に取り込むために、この場所に見晴台を作ったそうです。

こちらはなんと、1本の木に紅白の梅が！
別々の木を切断面で接着させる、継ぎ木の技術を使っているんです。
紅白でおめでたいということで、『祝しだれ』として公開しています。

鈴鹿の森庭園は『研究栽培農園』として、日本の伝統的な造園技術を後世に伝える役目を担っています。
梅を見るのはもちろん、技術も見どころなんですね！

そして現在は17:30から21:00まで、ライトアップも開催中！
昼も夜も美しい梅を楽しむことができる『しだれ梅まつり2018』、ぜひ、家族と友だちと、大切な人とお越しください！