藤堂高虎と伊賀忍者ゆかりの温泉地、中伊勢温泉郷。
津、伊賀、名張にまたがる11の名泉をサルシカ隊長が入浴レポ!
サービスショットもあります(笑)。
中伊勢温泉郷湯めぐりの旅、いよいよ8湯目!
訪ねたのは、前回と同じく榊原温泉!
『まろき湯の宿 湯元 榊原館』。
榊原町は、サルシカの拠点がある三重県津市美里町の隣なので、わたくしや家族が日常的にお世話になっているところである。
改めて取材というのが変な感じ(笑)。
ホテルのロビーに入ると、豪華な五月人形が飾られていた。
季節ごとに展示を変えて、お客さんをお迎えしているようである。
フロントにサルシカ隊員がいた。
働いているという。
こっちも驚いたが、向こうも驚いていた(笑)
まず案内していただいたのは、まろき流ダイニング「厨草子(くりやぞうし)」。
湯の瀬川のせせらぎをすぐそばに感じながら、三重のおいしいお米、野菜、海や山の幸をいただくことができる。
*写真はイメージです。
こちらのダイニングでは、伊賀丸柱の長谷園の鍋などが使われている。
伊賀焼で松阪牛を焼く。
網焼きとはまた違う食感がある。
あと蒸し鍋も秀逸。
野菜や肉、魚介をヘルシーにいただける。
実はこちらのダイニングでも、関東からの友人家族といっしょに食事をしたことがある。
もちろん友だち家族はそのまま榊原館に宿泊し、わたくしたち家族は隣町の家に帰った。
その時思ったのだけれど、食材も器も三重県のものにこだわっているので、三重の魅力を伝える話題がつきない。
三重の自慢がいっぱいのダイニングなのだ。
※食事はイメージです。
今回は平日の午後にお邪魔したのだが、さまざまなお客さんがいた。
宿泊の方はもちろん、お部屋で食事をして温泉を楽しむ女性客。
日帰り温泉のお客さん。
近所の方であろうか、カフェとして利用している人もいた。
『湯元榊原舘』は観光拠点としてだけでなく、地域の交流拠点にもなっているようだ。
昨年(2017年)4月に社長に就任した前田論人さん。
先代の次男で、大正8年から続く老舗温泉旅館を引き継いだ。
ホテルロビーでお会いしたのだが、中伊勢温泉郷湯めぐり手形の受付は、日帰り湯専用フロントである「湯の庄」だということで、若き社長に案内していただく。
こちらでついにスタンプ8個コンプリート!!!
記念品として中伊勢温泉郷の手ぬぐいをいただく。
これだけじゃない。
手ぬぐいといっしょにもらえる応募用紙に必要事項を記入して渡すと、なんと抽選で無料宿泊券などが当たるのだ。
1軒あたり370円ちょっとで温泉に入れて、手ぬぐいまでもらえて、なおかつ、運が良ければ無料宿泊券までもらえちゃう!
もう本当に太っ腹な企画なのである。
日帰り湯でも入れる温泉がこちらだ!
大浴場 まろみの湯 もえぎ。
なんと湯元榊原舘は、館内に1本、敷地内に1本と、合わせて2本の源泉を保有している。
湧出量は毎分180リットルと230リットルと、贅沢に使える量なのである。
こちらは源泉かけ流し風呂。
湯の温度が32度ぐらいなので最初は「わっ!」と声をあげるほど冷たいが、肩まで浸かっているとじわじわと温まってくるから不思議だ。
冬場は内湯でしっかり温まってからこちらに入ることをおすすめする。
こちらは露天風呂。
日帰り湯は、通常おとな1000円。
浴室タオル、ゆっくりくつろげる作務衣も付いている。
休憩処も広く快適。
のんびり過ごすことができる。
営業時間中でお客さんが多く、さすがに大浴場で撮影はできないので、屋上にある貸切展望露天風呂へ。
では失礼して。
榊原温泉はまろやかでトロミがあり、肌に染み込む感じの湯であるが、ここはひと際まろやかに感じる。
貸切展望露天風呂は1回1組50分で3000円だが、平日のみ、日帰り湯を利用するお客さん2〜6名で利用可能なんだとか。
つまり上手に使えば、別料金なしで利用できるってことだ。
湯めぐり手形の達成記念にもらった手ぬぐい。
これをバーンと広げているということは、下半身はまったく隠されていないということである(笑)。
とりあえず8湯は達成したが、中伊勢温泉郷は11軒。
あと3湯めぐるのだ〜!!!!