藤堂高虎と伊賀忍者ゆかりの温泉地、中伊勢温泉郷。
津、伊賀、名張にまたがる11の名泉をサルシカ隊長が入浴レポ!
サービスショットもあります(笑)。
中伊勢温泉郷めぐり5湯目は、『メナード青山リゾート』。
ここは、伊賀市と津市の市境に広がる標高600mの青山高原の自然の中に悠然とある。
敷地面積なんと百万坪!
えー、何と比較すればよいのであろう。
東京ドームいくつ分なのであるか(笑)。
ともかく想像もつかない広さなのである。
そこにホテル、温泉、エステティック、屋内温泉プール、ゴルフコース、レストラン、体験工房などなど、アミューズメントとリラクゼーションの施設が点在している。
サルシカ隊長のわたくしが暮らす津市美里町からメナード青山リゾートまで距離にして30キロほどしかない。
車で1時間もあれば着いてしまう距離だ。
しかし、まわりの人に聞いてみると、メナード青山リゾートの名前や存在はもちろん知っているものの、行ったことがないという人が多いのだ。
大手化粧品メーカーが経営するリゾート・・・何やら高級っぽくて敷居が高い・・・というのが理由であるみたいだ。
かくいうわたくしも、実は美里町に引っ越してきてから5年以上経過してからこのメナード青山リゾートを訪問した。
訪問した、というより、道を間違えて山に迷い込んでいったら、忽然とリゾート地があわわれて驚いたというのが本当のところ(笑)。
お腹が減っていたので思わず中へ入って、あまりの施設のすごさにひっくり返った。
なんで山の中にホテルやらピザレストランやらパン屋があるのであろうか。
「ここはひょっとして山の龍宮城ではないか」
と本気でそう思ったものだ(笑)。
でもね。
施設はすんごいんだけど、出迎えてくれるスタッフの人たちはみんな気さく。
家族連れがのんびり食事したりアクティビティを楽しんでいる。
まったくもって居心地がよいのである。
さまざまなアクティビティやサービスがあり、家族で、夫婦で、友だちで、グループで楽しめるのである。
食べるものだって、気軽に食べられるラーメン、おそばもあれば、本格的な会席やフレンチも楽しめる。
わたくしは声を大にして言うのだ。
メナード青山リゾートは、リッチでプレミアムなゾーンである。
そして上の写真のような、まるで北海道かと思うほど広大なハーブガーデンもある。
でも、決して敷居は高くない!
家族連れでもカップルでも夫婦でも、誰でも気軽に来て楽しめるスポットなのである!
ラーメンだけ、ピザだけ食べに来てもOK!
パンだけ買いに来たっていいのだ!
本当なのだ!
というわけで、サルシカ隊長のわたくしは、「中伊勢温泉郷湯めぐり手形」を片手に、日帰り温泉施設があるホテル「シャンベール」を訪ねたのである。
もう何度もいうけど、この湯めぐり手形を使えば、11ある中伊勢温泉郷のうち、8ヶ所をめぐることができる。
手形は1枚3000円なので、1ヶ所380円ほどで入浴できてしまうのである。
もちろんメナード青山リゾートだって例外ではない。
こちらが、日帰り温泉が楽しめるホテル「シャンベール」内の霧生温泉「香楽の湯」。
開放感にあふれ、高原リゾートならではの爽やかな風を感じることができる。
写真にはないが、季節のハーブを湯にひたした「香りの湯」もある。
わたくしは露天風呂に。
潔いほどにシンプルな造り。
とろみがある湯。
肌に染み込む感じがする。
風呂上がり、取材に対応してくれた担当の方が、
「ウチのピッツァは絶品なんです!
ぜひ召し上がってください!」
と、かなり激しく推してくる。
遠慮しません。
食べます!
というわけで、園内にあるログハウス風のお店、パスタ&ピッツァハウス「マストゥニコーラ」へ。
おお、店内に本格的なピザ窯がある。
ピッツァの本場、イタリアのトマト、チーズ、オリーブオイル、生地をつかって、この本格的石窯で焼き上げる。
ピッツァを焼いて4年目という彼女の動きがすばらしい。
窯の中で器用に生地をクルクルと回してまんべんなく焼く。
職人の技だ。
担当の方が、あれもこれもと注文してくれ、いただいたのはピザ2種にパスタをひとつ。
フレッシュトマトと釜揚げしらすのパスタ。
1200円(税込)。
しらすとトマトがこんなおいしさを生み出すとは!!
口当たりはサッパリ。
でもしっかりとした旨味があとでやってくる。
ピッツァはマルゲリータ。
800円(税込)ですよ。
お値段も全然高くないのです!
それを温泉に入って、高原リゾートの中でいただける。
これは最高の贅沢なのだ。
ぜひ近くの人こそ、行って体験してもらいたい。
というわけで、中伊勢温泉郷湯巡り5湯目完了!
あと6湯!(笑)