『ミエてくる!』2018年5月15日

藤堂高虎と伊賀忍者ゆかりの温泉地、中伊勢温泉郷。
津、伊賀、名張にまたがる11の名泉をサルシカ隊長が入浴レポ!
サービスショットもあります(笑)。

伊勢自動車道久居インターを出て国道165号を名張方面へ。
目前に青山高原が広がりはじめ、たくさんの風力発電のプロペラがくるくると回っているのが見えてくる。

と、右手に巨大な鳥居のようなものが出てくる。
この道の先には神社かお寺でもあるのかと思うかも知れないが、これが中伊勢温泉郷10湯目として訪ねる『猪の倉温泉』である。

 

こちらが、『日帰り温泉憩いのさと しらさぎ苑』。
この奥に、『癒やしのお宿ふよう荘』がある。

後述するが、こちらは大きな敷地にさまざまな施設を持っているところだ。

 

社長の岡田さんに出迎えてもらった。
真ん中にいるのは、猪の倉温泉のマスコットキャラクター「いのさん」と「くらちゃん」。

岡田さんとは某事業団体でいっしょなのでよく知っている仲だし、猪の倉温泉はわたくしや家族が日常的に通っているところなので、わざわざ取材するまでもない(笑)。

 

こちらが『日帰り温泉しらさぎ苑』のお風呂。
男湯ですな。
内湯はかなり広い。
前面ガラスで開放的。

 

露天風呂。
青山高原と風車を眺めることができる。

しらさぎ苑の営業は、午前10時から21時まで。
最終入浴受付は20時半。
料金は平日だと大人550円。
土日祝は700円。
12枚つづり6000円の回数券も販売している。

 

しらさぎ苑には大きなレストランと大小さまざまな和室休憩室がある。
会議室や宴会場も併設されているのでさまざまな利用ができる。

上の写真は、おすすめのレストランメニュー。
サーモンどんぶりセット980円。

豪華ですなあ。

ちなみに、よくわたくしが温泉からあがって生ビールをゴキュゴキュ飲んでいる写真をFacebookなどにアップしているのは、こちらのレストランである。

 

しらさぎ苑は営業中でたくさんのお客さんがいたので、今回は宿泊施設のふよう荘のお風呂に入れていただくことに。
ちなみに毎週月曜日は日帰り温泉しらさぎ苑の休館日のため、ふよう荘で日帰り温泉対応をしている。

 

ふよう荘の温泉に入るのは久しぶり。
以前は友人家族が泊まりに来たときに、みんなでいっしょに入ったんだっけなあ・・・。

熱めの湯。
ここもしらさぎ苑と同じく、とろみが強い。
ヌルヌルしていると言ってもいい。

ずいぶん昔の話であるが、大手化粧品メーカーに勤める義姉が関東から三重に遊びにきてこの温泉に入ったとき、そのヌルヌルぶりと、風呂上がりの肌のしっとりぶりに驚き、会社の同僚を誘って偵察に来たこともあるほどだ。

 

お風呂からあがって、岡田社長にほかの施設を案内してもらった。
日帰り温泉しらさぎ苑のすぐそばにあるのが、メダカと山野草の展示販売場。

 

メダカは岡田社長のお父さんが育てているのであるが、もう趣味の範疇を完全に越えてしまっている。
もうまるでメダカの水族館!
中には1匹4000円のメダカも!

「これですよ! 4000円のメダカは! 信じられないでしょ!」

岡田社長はあまりメダカには興味がないらしい(笑)。

 

続いて、ぐるりと敷地内を歩いて、いのさん農園へ。
こちらは岡田さんの弟さんが運営管理している。

いちご観光農園とブルーベリー観光農園がメイン。
いちごは1月から5月末ぐらいまで。
ブリーベリーは7月から開園。

取材時はいちごの時期だったので、ビニールハウスへと案内してもらった。

 

温泉施設に併設されたミニ農園かと思っていたら、超大掛かりな農園であった。
巨大なビニールハウスがいくつも並んでいる。

 

4種類ほどのいちごが育てられているが、中でもおすすめだとすすめられたのが、こちらの「かなみひめ」。

とにかく果汁が多い。
ジューシー。
いや、まるでいちごジュースを飲んでいるようだ。
それでいて、香り、酸味、甘みがしっかりとある。
わたくし、これ大好き(笑)。

 

このレポートが発表されるころにはいちごは終わっているかもしれない。
でもご安心あれ。
ブルーベリーがもうすぐはじまります!

猪の倉温泉には他にも、グランドゴルフのコースや、バーベキューコーナー、体験工房など盛りだくさん!
四季折々の楽しさを満喫してもらいたい!

 

源泉 猪の倉温泉

日帰り温泉憩いのさと しらさぎ苑
三重県津市白山町佐田2643
059-262-4126

癒やしのお宿 ふよう荘
三重県津市白山町佐田2562-1
059-262-5888

共通HP
https://www.inokuraonsen.jp/