7月21日(土)、いなべ市藤原町西藤原地区で『いもちおくり』が行なわれました。

 竹や麦わら、菜種などのわらを使って作られた松明は長さが約2.5メートル程にもなります。
 「出~てけ、出てけ、出てかな 焼くぞ」という「いもち唄」を繰り返し、松明を燃やしながら、田んぼの稲に発生する病害虫を駆除し、豊作を願います。
 親子で松明を灯しながら農道を行列になって歩く様子はとても幻想的な情景です。

 今まで伝統行事を行ってきた旧西藤原地区の子ども会や屋根のない学校以外にも今年は、昨春統合した藤原小学校の子ども達も参加して行われました。

 江戸時代から行われてきた伝統行事がいつまでも続いていくといいですね。