特別展示室企画展「紀伊長島郷土資料室 館蔵品展」

■開催日時

平成30年9月15日(土)~平成30年11月18日(日)*会期中無休
【時間】午前10時~午後5時

■開催場所

研究収蔵棟特別展示室

■内容

紀伊長島郷土資料館は、郷土を大切にする心を育み、歴史を未来に活かすために貴重な資料を守る伝える目的で昭和48年に紀伊長島町松本に建築されました。その後、建物の老朽化と巨大地震による津波対策として適切な移転場所確定まで紀伊長島体育館2階に仮移転していましたが、平成29年3月に隣接する紀北町地域振興会館(旧紀伊長島総合支所)の3階に「紀伊長島郷土資料室」として新装開館され、現在に至ります。同室には、町民より寄贈、委託された500種、25000点を超える、漁具、農具、生活用具、通貨、土器、石器、動植物標本等の貴重な民族歴史資料が保存され、その一部がわかりやすい解説パネルとともに整然と展示されています。また、同館2階の図書室フロアの一部にも、紀伊長島町の歴史年表などの解説パネルに加え、三重県の上空写真の今昔を見ることが出来るタッチパネルなども設置され、とても充実した館内となっています。当展では、明治時代から昭和初期にかけての商業に関わる道具や資料を中心として、紀伊長島地域の古墳・遺跡出土品、紀伊長島の古写真などを紹介いたします。当展示をご覧いただいた皆さまが紀伊長島郷土資料室に興味を持たれ、実際に足を運んでいただくきっかけとなれば幸いです。

■展示構成■
1.重量計測に使われていた竿秤や商家で使わていた大福帳と言われる帳簿など、商業に関する資料を展示します。
2.紀伊長島地区の古墳や遺跡からの出土品を展示します。
3.紀伊長島地区の昭和初期~中期の古写真を展示します。

【入場料】無料