三重テレビ『ハピ3!』2018年10月6日放送

体験しながら防災を学ぶことができる『四日市市防災教育センター』!
『備えあれば憂いなし!』
今回は防災について勉強しましょう!

四日市北消防署に併設する『四日市市防災教育センター』にやってきました。
こちらはどういう施設なんでしょうか。
四日市市北警察署副所長であり防災教育センター所長の中島修平さん、教えてください!

 

「この『防災教育センター』は災害に対する意識を高めてもらうとともに、減災につなげるために設置されました。
こちらに来れば、防災に関する知識や技術を体験しながら学ぶことができます」

 

こちらでは実際に体験できるとお聞きしました。
さっそく『体験学習』を開始しましょう!

 

こちらは『煙避難体験室』。
実際に火事の煙が模擬家屋内に充満した状態を作り、どのように避難すればよいのかを学ぶことができます。

 

扉を開けるなり、すごい煙です!
煙は空気よりも軽いため、避難するときは低い姿勢になり、ハンカチや服で口を覆い、壁に沿って避難します。

「パニックを起こさないように、落ち着いて逃げることが大切です」

と、今村和光さん。

 

他にも、平成18年から設置が義務付けされた『住宅火災警報器』の体験もできます!

 

続いては消火体験。

消火器の使い方は・・・
① 安全栓を抜く
② ホースの先を火元に向ける
③ レバーを強く握り放射する
※ホースのない場合はノズルを炎に向けて放射する

 

鎮火しました!

 

「今、日本各地でいろいろな災害が発生しています。
この四日市でも大きな災害があったということを知ってもらうために、伊勢湾台風と集中豪雨の写真を常設で展示しています」

と、伊藤薫さん。

 

センター内には昭和34年の『伊勢湾台風』や昭和49年の『市街南部集中豪雨』のときの写真を展示。
防災や被災者の声をまとめた書類の無料貸出も行っています。

 

ありがとうございました!
体験させていただいて、本当に為になりました。
この体験教室、予約は必要なんでしょうか?

「予約は必要ありません!
ご家族やお友達同士で気軽に立ち寄ってください」

 

入館や体験はすべて無料!
希望者は四日市市北消防署で、消防車の見学もできます。
※10名以上は事前に要予約
※消防車の見学は出動状況によります

楽しみながら防災を学び、防災の意識を高めることができる、『四日市市防災教育センター』、おすすめです!