よっかいちai「ナオちゃんの教えてエコ」2012年3月号

「なんかちょいちょいやっているので、諏訪神社に来てください」
商店街の当事者として、また、「街」を考えるプロ建築家として両面からプロジェクトに関わっている、諏訪神社活性化プロジェクト久安典之さんにお話を伺いました。

四日市の中心、商店街にある諏訪神社にやって来ました。子どもの頃にお祭りでよく遊びに来た記憶が。確か、池にカメがいたんだよね~。懐かしいな~。この諏訪神社を活性化させようとH22年9月「諏訪神社活性化プロジェクト」がスタート。神社の中で「なちゅらる市場」や「落語会」「横笛演奏会」を開催したり、四日市まつりや節分などの神社の行事に参加したりと盛りだくさんの活動をしています。
なんと、諏訪神社の面する交差点名を「諏訪町北」から「諏訪神社前」に変更も!!スゴイです。


■「宮司さんと一緒に!」

近鉄から諏訪神社への人の流れができたら、広いエリアでにぎわうことに。諏訪神社が活社し賑わえば街も賑わう。そのためにはお互いが協力する必要があると考えたのがプロジェクトのキッカケ。
「神社のために嬉しいです。本来はこちらからせなあかんのに、ありがたい」と宮司さん。
お互いの協力していこうという気持ちが大切なのですね。

■「すっかり四日市人!!」

久安さんは岡山出身。大学で三重県に来たのがキッカケ。結婚をし、その後お嫁さんのご実家がある四日市に移住。今では、ご自身の久安典之建築研究所「設計事務所」を四日市商店街の中にうつし、バリバリ四日市市民です。(笑)
なんと事務所の大家さんが諏訪神社なんだって。ん~、ご縁だね。
・・・というか天命だったりして。


■「久安流プロジェクト継続の秘訣」

久安さんは世のため、人のため!なんて気持ちではなく、自分の周りの環境がよくなれば・・・と純粋に思って活動しているんだって。「人のために自分を犠牲にはしていないし、楽しいからやりたい事をやっています。もちろん、辛い時もありますよ。でも、仲間もいますから」とはにかんだ笑顔がステキ!「諏訪神社や宮司さんを身近に感じてもらえて、町がゲンキになって、頑張ってるな~って思ってもらえたらいいな」

■ナオちゃんの一言

四日市を守る氏神さまのいる諏訪神社。なんか来ただけで運気がUPした気がする!! よしっ、このまま宝くじ買いに行くよ~!(笑)


プロジェクトの共同発起人
野村愛一郎さん(57歳)(右)と久安典之さん(43歳)(左)


キャンドルナイトでの夜の獅子舞


諏訪神社宮司、生川 守圀さん