新しい古道の歩き方「 鉱山の遺構探訪~旧紀和鉱山坑道歩き 」

■開催日時

平成30年12月8日(土)午前10時~午後3時
※雨天の場合12/9に順延

■開催場所

三重県立熊野古道センター 体験学習室(尾鷲市向井12-4) 

■内容

紀和町は鉱山業が盛衰を繰り返した地域として知られていますが、その歴史は古く600年以上も昔から採掘が行われていました。明治半ば以降、鉱山開発が急速に進み、昭和9年から石原産業による大規模な開発が行われるようになり、楊枝川を中心に開発がすすめられました。板屋に東洋一といわれた大選鉱場が建設され、地下鉱脈の探査と運搬路の新設のために隧道が掘られ、各堀場から搬出された鉱石が軌道によって効率よく選鉱場へ運ばれるようになりました。大選鉱場ができ産業の中心だった板屋の町は、従業員の社宅や学校、病院の他、商業施設も立ち並び、昭和40年代まで城下町のような賑わいを見せていました。今回のツアーでは、板屋選鉱場跡や鉱石の運搬に使われた坑道など、半世紀近くにわたり紀和町の繁栄を支えた旧紀和鉱山の遺構を訪ね、その歴史に触れていただきます。※参加者には後日詳細を郵送いたします。

【料 金】 500円(保険料・トロッコ乗車料・鉱山資料館入館料込み) 
【定 員】20名(要申込・先着順)
【講 師】 匠伸祐氏(石原鉱産株式会社紀州事業所長)
【持 物】ヘッドライト、弁当、飲料、長靴など防水の靴、雨具、その他各自必要なもの
【募集期間】 平成30年11月8日(木)~12月1日(土)午後5時まで