お知らせ「追儺のまつり」

■日時 平成30年12月23日(祝・日)12:00~15:00 
■場所 いつきのみや歴史体験館と周辺

宮中年中行事のひとつ「追儺(ついな)」を再現。目に見えぬ゛鬼”を追い払い、新しい年に幸多からんことを願います。
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『追儺』とは、平安時代の宮中で行われていた大面楚歌のの夜の行事。人々は、それぞれの心に潜む目に見えぬ”鬼”を追い払い、新しい年に幸多からんことを願いました。

 古代の儺(な)のまつりでは、陰陽師(おんみょうじ)が ”鬼” を追い払う祭文を読み、方相氏(ほうそうし)が盾と矛を打ち鳴らしながら、侲子(しんし)を従い、貴族たちが桃の木の弓で矢を射て、見えない鬼を追い出す…という儀礼がありました。

 当館では『追儺』の儀式を再現します。追儺にまつわる講演会のあと、ご来場いただいた皆さんと儀式を一緒に体験します。陰陽師、方相氏、侲子と共に、当館周辺を練り歩き、その後『けじめの弓矢』として、簡単な弓矢で鬼の的に矢を射ていただきます。
行く年にけじめをつけて新しい年を迎えましょう。