ハラソ祭り

■開催日時

2019年1月13日(日)10時00分~13時00分頃 (ハラソ船の出航は11時25分頃予定)

■開催場所

梶賀漁港(尾鷲市梶賀町)

■内容

江戸時代に盛んだった鯨漁を伝える祭りで、鯨の供養を行ったあと「ハラソ、ハラソ」のかけ声とともに八丁櫓を操る古式の漕法や、鯨に銛を打ち込む当時の捕鯨の様子を再現します(例年1月第2月曜日開催)。祭り当日は10時から地蔵寺で浦祈祷が行われた後、11時30分頃から梶賀漁港から大漁旗を後ろにつけた和船「ハラソ船」が地元の男衆と希望者を乗せて漁船にえい航されて梶賀漁港を出発し隣の曽根にある飛鳥神社に向かいます。 飛鳥神社前に着くと鯨法を奉納した後、岸壁で男衆らはそれぞれに赤や白の衣装に着替え、さらに驚くことに顔全体を白く塗り、その上に口紅で歌舞伎のくまどりのような模様をつけ化粧をします。その後、梶賀漁港に戻り途中、湾内外において「ハラソ!ハラソ!」とのかけ声とともに魯を使って船をこぎ、モリで鯨を射止める勇壮な「古式鯨法」様子を何度も繰り返し13時ごろ到着します。なお当日は梶賀婦人会による温かい大敷汁やぜんざいの振る舞いもあり、祭りをたっぷり楽しめます。 

【当日のスケジュール 】
10時00分~:地蔵寺で大般若経転読の浦祈祷  
11時30分頃(正午前)~ :ハラソ船出航 
12時30分頃 :曽根の飛鳥神社前着。 
13時00分頃~ :ハラソ船の梶賀漁港に入船。 古式鯨法の儀式を執り行います。