魚の旬といえば多くが冬。
そう、今は脂が乗って魚が美味しいシーズンなのです！
個人のブログもはや12年目に突入。
それでもまだまだ万年食いしん坊の私としては、ぜひとも冬の魚を食べに行かねば！
と、尾鷲へと。

到着したのは『おわせお魚いちば　おとと』。
なんと津インターから1時間ちょいで来られてしまうのです。
もはや『ドライブ』ではなく、『プチドライブ』感覚で来られてしまうんです！

店内は新鮮な魚介類やお寿司がずらり。

魚を使った特産品や柑橘関係もたっぷり。

野菜類も充実しています。
大内山のアイスクリームもあったり・・・なんていうの？
地場産ものだけを集めたスーパーマーケットのようです。
え、地場産だけでほとんどまかなえるって、何気にすごいことではないですか？

だってお味噌も醤油もポン酢もあるし、お魚もあるしお肉も冷凍なら地場産のものを置いているし、旬の野菜もあるし、卵だって置いているし。

私は勝手にこのお店は観光の人向けだと思っていたのですが、いやいや、地元の人も御用達でしょ！

帰ってから、買えばよかったと後悔した二品。
まあ、また行けばいいか！

なんて前置きが長くなりましたが、今日はこの奥にある『おわせ魚いちば食堂』で食事をしに来たのです。
店内奥から客席の様子。
けっこうお客さんが入っています。
しかも地元率高し。
この直後に大きなバスからお客さんが続々と降りてきましたが、どんどんお店の奥に・・・団体用の個室もあるのかな？

お刺身の品揃えはさすが！

サワラやスズキ、ヒラメに本まぐろもあります！

なま物だけでなくお魚料理があるのも嬉しいです。

本当はもっともっとお見せしたいのですが、限度があるので・・・。
夫チョイスのお好み定食。
本まぐろがちょい高めでしたが、それでも良心的。

天ぷら盛り合わせはアオリイカとカマスと大葉とタチウオ。
さすがに揚げたてではありませんでしたが衣サクサク、魚のみがふっわふわでした。
アオリイカの味が濃くて感動！

本まぐろはもっちもちで赤身にもかかわらず、かなりトロっぽい味わいでした。
これで800円て、安いくらいです。

あおさの卵焼き。
甘さ控えめで、あおさの香りがしっかりしています。

M子チョイスのお昼。
魚料理大好きなんですが、家では魚料理を何品も作ったりしないので、たくさん食べられて嬉しい！

大好物のシマアジ。
いい感じの熟成具合で、旨味が出つつも歯ごたえはしっかり。
漬け丼にしても美味しいだろうなあ。

『マンダイの照り焼き』。
マンダイって何・・・と思い調べたところ深海魚だそう。
大きさはクロマグロにも匹敵するとか。
代用魚の規制が緩かった時代には、マグロとして市場に並べられることもあったそうで、とても美味しい魚です。
・・・ていうか、そんな知識がなくても、めっちゃ美味しいです！
身はしっかりとしているのにきしむ感じではなく、どちらかというと銀だらとかに近い食感。
噛むと脂と肉汁が染み出します。
いや、これ相当美味しいです。
家で食卓にマンダイの照り焼きが乗ったら、相当幸せですよ。

マグロの唐揚げ。
下味がしっかり付いていて、こちらもご飯に合う！
味はしっかりしているのに身があっさりしていて、なんだったら鶏よりも美味しいかも。

ご飯もあおさのお味噌汁も美味しくて、すっかり大満足。
でも・・・でも！

最後の最後で、このまぐろのお寿司を飼って帰りたい欲求にかられました。
そしてもちろん、却下されました。
ぐっすん。
いいもん。
いつでもまた来られるもん！

ご馳走さまでした！

お店のHPより拝借。
地魚丼やブリトロ丼などもあるんですね！
近くの若い娘さんがカレーを食べていて驚いたのですが、『石清水豚のカレー』なんてのも！
魚が続いたらカレー・・・なんてのもいいですね。