三重テレビ『ゲンキみえ生き活きリポート』2019年3月3日

毎週木曜日に津市の三重県総合文化センターのリハーサル室で開催されることから名付けられた『木曜会』は、2007年から活動、現在40名の会員が社交ダンスのレッスンを受講!
メンバーの平均年齢は70歳代。
個人レッスンや全体練習など、個人の技術向上を目指す人から、競技大会を目指す選手まで、社交ダンスからさまざまな交流が行われている姿を紹介します!

毎週木曜日に津市の三重県総合文化センターのリハーサル室で開催されることから名付けられた『木曜会』。
2007年から活動、現在40名の会員が社交ダンスのレッスンを受講しています。
みなさん、舞踏会のようにステップを踏んでいますね!

 

『木曜会』代表の水谷博さんにお話をうかがいました。

「最初は素人団体のような感じではじめ、ダンスの楽しさを味わうためにパーティーに出られるようにしようとサンデーダンスサークルをスタートし、それから『木曜会』と徐々に進歩してきました。
私は現在82歳。
ダンス経験は若い頃に少し、そして歳をとってからまた始めて25年ほどになります。
ダンスの魅力は姿勢が良くなり健康的に活動できるということ。
みなさん若く見てくださるのも良いことです」

現在、水谷さんはあくまで会の運営に徹し、ダンスを教える講師は別に招いています。

 

木曜日、9:30。
軽快な音楽が鳴り始めました。
午前中は個人レッスンの時間。
しっかりと指導を受けたい人が、マンツーマンで先生に教わります。
数ヶ月先まで予定が埋まるほどの人気ぶり!

 

黒い服を着て踊るのが、講師の糸川さんご夫妻。
松阪でダンス教室を営む元プロダンサーです。

 

糸川雅朗さん、糸川孝子さん。

「みなさん熱心ですね。
健康のためのダンスだとは思いますが、姿勢をよく、さらに身体の中の筋肉を使い、健康のために正しいダンスを広めていきたいと思っています」

と、雅朗さん。

「みんな熱心で楽しく生き生きと踊っているので結構楽しいです。
私たちも楽しくやらしてもらっています」

と、孝子さん。

 

「ダンスができた時、先生の注意を受けてできるとやっぱり楽しさと喜びを感じます。
ダンスのない日はジム行ってトレーニングをして、鍛えているんですよ」

なんとこちらの女性71歳!
そうは見えない若さです。

 

こちらは、大会にも出場経験があるおふたりの練習。
ふたりの気合も十分ですが、先生も真剣に見守ります。

 

「2人で組んでから2年ほどです。
回転とかそういうのが一杯入ってくるので、体幹を大事にし、軸がずれないよう頑張っています」

「先生が教えてくれる調和の取れたダンス、きちっと軸と軸が二人とも向き合って踊るのに心がけて、競技会で審査員の先生に評価してもらう段階です」

 

お昼を過ぎて、会場はずいぶん賑やかになりました。
午後の部は団体でのレッスンです。
柔軟体操を終えてはじまったのは、ダンスの基本となる動きの練習。

 

そして音楽に合わせてダンス!
ご覧ください、みなさんの生き生きした表情!

 

ダンスを通じて知り合ったみなさんですが、会員同士の交流はどんどん強く広がっているようです。
バス旅行や忘年会、海外への研修旅行も開催されています

 

またみなさんの練習の成果は、今年1月、サオリーナで開催された『津市ダンススポーツ連盟』の設立記念パーティーでも披露されました。

 

「身体動かして頭使って、しかも一人じゃなくて相手の人もいるから会話もあるし。
いろいろやってきたけど、やっぱりダンスが一番楽しいです」

「歳を取ると意外と『もう自分はこれでいいや』と思う人多いでしょう。
しかしダンスは奥深く、やればやるほど次から次から課題が見つかり、それをどのように自分自身の中でクリアしていくか・・・趣味の世界ですけど、その部分が面白いですね」

「なぜここまで続いたかというと・・・やっぱり探究心かもしれません。
もっとうまくなりたい、もっとうまくなりたいっていう気持ちが途切れないことです」

と、参加者のみなさん。
ダンスには魅力がたくさんあるようですね。

 

ダンスを楽しむのはもちろん、会員同士の交流を深め、生き生きと楽しく、充実した生活を送る。
それが木曜会の大きなテーマ。
それは、こうしてお昼をいっしょに食べる姿からもうかがえます。

「高齢の方も若い方も、どんどんと社交ダンスを学び、健康で美しくなり、さらにみなさんの交流ができるように頑張っていきたいと思っています」

と、水谷さん。

みなさんもレッツダンス!
『ダンスサークル木曜会』、興味を持たれた方はぜひお問い合わせください!!