『ミエてくる』2019年3月5日

松阪市の鈴の森公園がキラキラ輝いた竹灯りで灯されました!

2018年12月1日(土)に鈴の森公園で初めての試みとなる竹灯り&キャンドルナイトが開催されました。
主催者は「松阪しょうがい者支援センター・ポケットハウス」さん。
創立20周年を記念して、また障がい者週間に合わせ福祉についての感心、理解を深めてもらおうと開きました。

16時からパネルディスカッションが『松阪子ども支援研究センター』体育室で行われ、パネラーとして三重県議会議員、松阪市議会議員、ポケットハウス代表池口氏が互いのノーマライゼーションについて意見交換しました。
*ノーマライゼーションとは?=1960年代に北欧諸国から始まった社会福祉をめぐる社会理念の一つで、障がい者も、健常者と同様の生活が出来る様に支援するべき、という考え方(Wikipedia)

 

障がいのある方、そのご家族さん、福祉関係者だけでなく一般の方々と同じ場所で意見交換ができました。
障がいのある方々が意見を言える場は少なく、自分の思いを一生懸命伝えている場面が印象に残りました。

 

終了後はスタッフ、ボランティアさんが竹灯りの準備に取り掛かっていました。
場所は新しくなった松阪図書館前。

 

他の障がい者施設の作品や協賛者の名前等が貼られていました。

 

暗くならないとはじまらない竹灯り!
暗くなり始めた18時半頃受付でキャンドルをもらい好きな場所に自分で灯りを灯しました。
自分で灯りを灯せるのは嬉しい。約2500個のキャンドルが設置されたそうです。

ここだけの話、竹に穴をあけたのも障がいのある利用者さん。
スタッフより、初めはおぼつかない手つきでしたが加工を終えるころには思い通りのデザインも手掛け、作り上げる喜びを感じていたそうです。

 

幻想的な世界に包まれていました。

 

竹灯りをバッグに音楽Liveや松阪しょんがいソーランより踊りも披露されました。
最後はみんなで一緒に踊らせていただきました。

 

沢山の方がご来場され、笑顔で溢れかえっていました。
一つの目標に向かいみんなで作り上げた竹灯りは、沢山の想いがこもっており最高に輝いていました。また皆様に知って頂く機会を設けれたら嬉しいと思います。