いなべ発！日本初！の試みに全国から善意の寄付が寄せられています。

　昨年、平成30年10月10日、いなべ市は全国で初めて「楽器の寄付」を「ふるさと納税制度」を使って呼びかけ、全国から100以上の寄付があり、トランペット、フルート、サックス、トロンボーンなどその数約40程の楽器が「大安中学校」の生徒達に手渡されました。

　もともといなべ市内の中学校の吹奏楽部では慢性的な楽器不足に陥り、日頃の練習や演奏に支障をきたす程でした。
　今回の試みによって、家で大切に保管されてきた楽器が全国から寄せられ、お礼の品は返せませんが、贈られた生徒から一人ひとりの寄付者の方に心を込めたお礼のお手紙を贈っているそうです。
　そして1月27日(日)に開催された「いなべ市・東員町吹奏楽部 合同演奏会」に楽器を寄付者をして下さった方を招待させて頂いた結果、遠くは埼玉県から2泊3日の日程で応援に駆け付けて頂きました。名古屋からお越し下さった寄付者の方もいらっしゃいます。「合同演奏会」では寄付して頂いた楽器で、寄付による応援で見守って下さる方に感謝の思いを込めて、堂々と演奏する「大安中学校」の生徒達の姿がありました。
　楽器をご寄附して下さった皆様、「合同演奏会」にご参加して下さった皆様、ありがとうございました。