『ミエてくる!』2019年3月25日

加藤みきお&加藤ひろみち「〜三つのアニバーサリー〜写真展」

 
【加藤みきお&加藤ひろみち「〜三つのアニバーサリー〜写真展」】
日時:2019年3月21日(木祝)〜3月31日(日)
場所:鈴鹿ハンター2階 ギャラリーふくろうの森(三重県鈴鹿市算所2丁目5−1)
 
最近のお祭りやイベントでよく見かける大道芸。
パントマイムやマジック、迫力満点のアクロバットな技まで。
見ている私はハラハラドキドキ、成功した時にはこちらまで嬉しくなり、
気づけば笑顔!笑顔!!
拍手喝采は大道芸に対してでもあり、
笑顔にしてくれた大道芸人に対しての感謝の気持ちですよねー。

日本各地で活躍する大道芸人である「加藤みきお」さん。
実は鈴鹿市の人なんです。知ってました?
最近では映画俳優としても活躍中!!
(主演映画の「ぬが・びん・さん1、2、3」は大内千里監督の短編映画です。)

今回は鈴鹿ハンターにて写真展や投げ銭ライブを行うということで取材にお邪魔しました!


①1989年世界デザイン博覧会のパフォーマンス隊としてデビューしてから30周年
②親子大道芸を始めて10周年
③息子の「加藤ひろみち」君のソロデビュー

3つの記念として何かやりたいと思っていたところ、
今回の会場である鈴鹿ハンターの2Fのギャラリー「ふくろうの森」をプロデュースした森敏子さんから
写真展はどうかと提案があったんだって。

30年の【あゆみ】を見てもらいたいという強い思いがあり、写真展に決定!

奥さまが撮っていた数万枚の写真の中から
30年間の大切な大切な写真が飾られています。

写真を選ぶのも大変だっただろうと思い、
どのように選んだのか聞いてみたところ「私の大好きな写真を選びました」とニッコリ。

確かに、写真を見るとわかる。
一枚一枚が愛おしい感じ。
写真の2人に対して愛おしさで溢れているのが伝わってくる。

なんか格好よく言っているように思うかもしれないけど、見たら感じる!!
ぜひぜひ、見てみて。絶対、伝わると思う。


本日のもう一人の主役である加藤ひろみち君。
学校のお友達も見に来るということで、
展示する写真は顔がはっきり写っているのは嫌だって言ってたんだって。
中学1年生。そういうお年頃なのかも。

2008年の元旦に2歳半でデビュー!
それから11年。

大道芸は気付いたらやっていた感じなんだって。
いろんな大道芸を見に行った時に「面白い!!大道芸っていいなー!」って改めて思ったそう。
それからはもう夢中。

先日引退したイチローも言っていたけど、
「夢中になれるものがある」って素敵だなぁ。

2018年11月3日(土)松阪氏郷祭りでソロデビュー!

「喜んでもらうことが嬉しい」と笑顔。
カワイイ。
男前だし、人気UP間違いなし。


加藤みきおさんがデビューしてから30年。

普通に会社員をしてた頃も。
大道芸をやりつつ、
吉本の学校に入学して
漫才「トリーとメント」として活躍したことも。
大道芸だけでは食べれず、バイトをかけもちしたり、色んなことをやってきた。

「大道芸を一番初めに辞めるのは加藤だ」と隣の部屋から聞こえてきたことも。
なにくそっと思い、頑張ってきた。

・・・やっぱり、人が好き。
見てくれる人が喜んでくれるのが好き。
喜んでくれることがダイレクトにわかるのが好き。
楽しい「今」を共有できることが自分の喜び。

だから大道芸だけは続いている。

「体が動くかぎり、応援してくれる人がいるかぎり、続けていこうと思います。」


写真展には横浜や埼玉、滋賀、岐阜、豊橋・・・様々なところからお客さまが来てくれているそう。

高校の同級生が見にきてくれて
「ずっと応援してるんだよー!」って知らない間に応援してくれていたことがわかったり。
イベントで見てくれた人が来てくれたり。
数年前に大道芸をしたグループホームの人が来てくれたり。

「いろんな所から駆けつけてくれて、本当に嬉しい(感涙)」
人に支えられていることを改めて感じているんだって。


写真を見てたら、急に加藤みきおさんの人生に惹きこまれた。
なぜだか走馬灯のように。
笑顔の向こうの苦労や、努力。
続けてくる勇気。決断。
奥さまの支え、
応援してくれる人達とのつながり。
息子さんとの大道芸。
涙が・・・。

そして、今。
「幸せいっぱいです!」という加藤みきおさんの横顔が本当に素敵でした。

夢中になれることに出会えたこと、
それを支えてくれる人と出会えたこと、
努力している自分(加藤みきおさん)に、ありがとう!ですね。

 
今日は忙しい中、お話を聞かせてくださりありがとうございました。
ほっこり笑顔になれる素敵な空間で、
優しいパワーをいただきました!!
 
明日から仕事を頑張ります!(笑)
このご縁が長く繋がりますように。
本当にありがとうございました。
 
【おまけ】
違う光を放っている写真がある!と思ったら・・・
写真師 松原豊さんの撮った写真でした。「やっぱり。」