「照光寺」から『蓮如上人 法宝物 御開帳』のお知らせです。

 開基から1200年以上の歴史をもち、1600年ごろには二百余りの末寺を抱え「伊勢三大寺」の一つに数えられた「照光寺」の『御開帳』は朝7時の花火の打ち上げの合図から始まります。

 寺伝の宝物である「蓮如上人」縁のものを中心として、主なものは「高祖聖人御木(蓮如上人作)」をはじめ、「蓮如上人」の六号名号、御愛用の念珠、御扇子など「蓮如上人」縁のものを中心として「一休和尚」の一行物、「寂如上人」の和讃、「照光寺本尊」の一寸八分金像などが開帳されます。

 『御開帳』の歴史は180年以上も続いており、昔から生活にとけ込み、ときには地域交流の場、出会いの場として「嫁さがしの開帳」とも呼ばれていました。そして『御開帳』が終わると農繁期にかかるという一年の中の生活リズムがあったようです。

 『蓮如上人 法宝物 御開帳』が伝統文化継承とお念仏存続の役割を果たす一つのご縁として、皆様に親しんで頂くよう願うものです。

日時 平成31年4月20日(土)・21日(日)
   9時半~16時頃
※法要はございませんので、時間内にご都合のよろしい時にいらして頂ければ、「法宝物」をご覧頂き、ご説明をさせて頂きます。

場所 南山 照光寺
住所 三重県いなべ市大安町石槫南1419

※当日は門前に露店が出店致しております。

くわしくは「照光寺」HPへ
http://www.mieshoukouji.com/…

【お問い合わせ】
南山 照光寺
TEL 0594-78-0044

文  照光寺「照光寺開基と蓮如上人ご開帳の沿革」より抜粋
写真 照光寺・員弁組より