三重テレビ『ハピ3!』2019年4月13日放送

歴史と文化が息づいた、とても素晴らしい町、亀山!
今回はそんな亀山市内を散策します!

まずは亀山市生活文化部文化スポーツ課まちなみ文化財グループの山口昌直さんにお話をうかがいます!

 

こちらの『多門櫓』立派ですよね!

「『旧亀山城多門櫓』は本丸の東南隅13.5mの石垣とその上に残る建造物の総称で、平成23年夏から、およそ1年半かけて江戸時代の姿に復元整備しました」

 

「三重県内では元の位置に建っているお城跡というのはこちらだけで、三重県指定文化財に認定されています」

とても貴重な建物なんですね!

 

さっそく中を案内していだたきましょう!

 

復元整備に伴う文化調査により、18世紀後半に亀山藩主の石川氏により建築され、当時は武器庫として使用されていたと考えられています。

 

梁や柱も、当時のままのものを使っています。

 

こちらには瓦が。
『丸に笹竜胆』で、亀山城主だった石川家の家紋です。

 

こちらの鯱については、明治に入ってから取り付けられたものと考えられています。

旧亀山城多門櫓
公開:土・日・祝日 10:00〜16:00(見学無料・予約不要)

 

続いては江戸時代『東海道五拾三次』の宿場町として栄えた亀山『関宿』へやってきました。

 

こちらは『関宿旅籠玉屋歴史資料館』です!

 

建物について、同じく亀山市生活文化部文化スポーツ課まちなみ文化財グループの坂香代さんにお聞きしました。

 

「こちらは江戸時代の関宿を代表する大旅籠『玉屋』です。
平成9年から『関宿旅籠玉屋歴史資料館』として江戸時代の旅籠を再現し、旅に関する歴史資料を展示しています」

 

こちらは東海道五拾三次の屏風。
関・亀山がここにあります。
他にも四日市や桑名など、今でも目にする地名が書かれています。

 

襖に残る宿帳。
宿泊客が何人、など書かれています。
本当に大きな旅籠だったんですね!

関宿旅籠玉屋歴史資料館/関まちなみ資料館
開館時間:9:00〜16:30 
休館日:月曜日
入館料:大人300円 小・中・高200円(関まちなみ資料館と共通)

 

タイムスリップしたかのような亀山関宿。
みなさんも週末やゴールデンウィークにぜひ、お出かけください!