三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート!」2012年4月15日放送

手作りのクラフト品や雑貨やアクセサリーにガーデニンググッズの数々!
お客さんと作家さんの顔が見えて交流できる、笑顔の屋外マルシェです!

今回紹介するのは、松阪市の『松阪 農業公園 ベルファーム』で行われている『クラフト&雑貨miniマルシェIN ベルファーム ~Spring~』。
太陽のもと、気持ちの良い広場で、カラフルな雑貨や小物がたくさん販売されています。


このマルシェを運営しているのが、『クラフト&雑貨マルシェ実行委員会』の皆さん。
『クラフト&雑貨マルシェ実行委員会』は2008年に結成。
手づくりカントリー雑貨のイベント『クラフト&雑貨マルシェ』の開催を通して、地域を盛り上げ、そして、出店者同士のネットワークの広がりなどを目的に活動しています。


実行委員会代表の山中阿貴子さん

山中「私自身は最初は、普通に出店者としてイベントに出ていたんですが、そのほとんどが室内だったんです。
そして初めて外のイベントに参加した時に、お客様と出店者の笑顔を見て、この雰囲気のイベントを地元でもできないかと…それが屋外での『クラフト&雑貨マルシェ』を始めたきっかけです」

大きなイベントは、年に2回、今回のような小さな『miniマルシェ』は、年に6回ほどのペースで開催。
県内各地で、色々な地域の出店者が集まり、マルシェを開いています。

作品のほとんどは、ハンドメイドやエコに気を配ったもの。
作品との出会いが、少しでもエコを考えるきっかけになればと…との思いも、開催には込められています。


こちらはマルシェの常連参加店『ひだまりかふぇ』。
松阪市内の子育て中のお母さんが、自分で手作りしたものを持ち寄って出店。
布小物、木工クラフト、アクセサリーなどなど、バラエティーに富んだ品揃えが特徴です。


ビーズを使ったネックレス作り体験も開催。
買う楽しみだけでなく、作る楽しみも味わうことができます。
作る楽しみを知ることで、今度はお客さんがお店を出すきっかけになれば…との考えです。


こちらは奈良県から参加の『ラビット ガーデン』。
移動販売用に作った軽トラックの周りに、商品が並びます。
鉢植え植物などガーデニングの専門店で、このマルシェが始まった当初から出店を続ける常連店のひとつです。


『手作りのお店 くるくる』のイチオシはこの壁飾り。
パーツのひとつひとつ、すべてがもちろん手作り。
なんと、埼玉県からの参加です!
「主催者さんがあたたかくて笑顔いっぱいだから、また参加したくなるのよ!」と、出店者。


そして、実行委員会の代表である山中さんのお店『やまちゃんずはうす』。
普段は松阪市内でカントリー雑貨のお店を経営しています。
現在人気が高いのは、『チャーム』というアクセサリー用のパーツだそうです。
自分でチョイスすることで、世界にひとつしかないアクセサリーが完成します!


マルシェの運営は、メンバーや出店者が、協力し合いながら行っています。
受付、チラシ配りなども、みんなで交代して活動。
この手作り感、仲間意識が『クラフト&雑貨マルシェ』の魅力と強さの秘密なんですね!

マルシェを通して、今、お店同士、お店とお客さん、地域とお客さん、地域と地域…たくさんの『横のつながり』が生まれています。
作る、売るを通して生まれる、地域に根ざしたネットワークづくり。
これが、マルシェの本当の目的、そして果たしている役割なのです。