三重テレビ『ハピ3!』2019年6月15日放送

日本で唯一!
いなべ市にある貨物鉄道専門の博物館『貨物鉄道博物館』!
歴史的にも貴重な車両がたくさん展示してありますよ!
なんと実際にさわることもできるんです!

今日は、いなべ市の丹生川駅近くにある『貨物鉄道博物館』にやって来ました!
すごい人で賑わっています!

 

『貨物鉄道博物館』専務理事の伊藤治さん、こちらはどういった博物館なのか教えていただけますか?

「ここは古い貨車を集めた、日本で唯一の博物館です」

 

なくなっていく車両たちを後世に伝えていくために集めた、日本で唯一の貨物鉄道専門の博物館で、開館日は毎月、第1日曜日の1日だけ。
ボランティアスタッフにより運営されています。

 

外に展示されているのは『B4形39号』の機関車。
近くで見ると、迫力があります!

 

170cmの身長と比べても、とても大きいのがわかりますね!

『B4形39号』は明治時代に作られたイギリス製の蒸気機関車。
明治39年に国有化され、その後東武鉄道の貨車列車牽引に使用され、昭和41年に引退したものです。

 

普通の展示とは違って、間近で触ることができるので、凄さを肌で感じることができます。

 

開館日には中も見られるようになっています。
貴重な機会ですよ!

 

昭和9年に製造された『ワフ21000形21120号』の内部。
貨車の一番最後に連結された、鋼製有蓋緩急車と呼ばれる車掌室とブレーキ装置付きの貨車です。

 

鉄道事業者・企業・個人から寄贈・貸与された車両を、ボランティアスタッフが復元・修復し展示しています。

 

当時の制服や貨車の図面、書籍など、本館では貨車や鉄道に関するさまざまな飼料を展示。
マニアにとっては非常に貴重な品々です。

 

他にも、各種鉄道グッズの販売・ジオラマの展示やキッズコーナーもあり!
実際に来て貨車をさわったり資料を見たり遊んだり・・・いろいろな楽しみ方ができますよ!

『貨物鉄道博物館』は毎月第1日曜日の限定オープンです!
みなさん、ぜひお越しくださいね!