修理速報展示「よみがえる重要文化財~修復により美しく輝く緑釉陶器(りょくゆうとうき)~」

■開催日時

平成31年4月2日(火)から平成31年9月29日(日)まで
【開館時間】9時30分から17時まで(ただし入館は16時30分まで)
【期間中の博物館休館日】毎週月曜日(祝休日の場合は開館し、翌日休館)

■開催場所

斎宮歴史博物館 常設展示室Ⅱ 速報展示コーナー(三重県多気郡明和町竹川503)

■内容

斎宮歴史博物館では、平成21年7月に国の重要文化財に指定された「三重県斎宮跡出土品」を平成22年度から修理を行っています。今回の速報展示では、近年に修理を行った重要文化財の中でも、平安時代の高級食器である緑釉陶器の修復過程に焦点を当てたミニ展示を開催します。

【内容】
斎宮跡の発掘調査では、過去の約50年の発掘調査により、合計で2,661点の考古資料が「三重県斎宮跡出土品」として国の重要文化財に指定されています。今現在、そのうちの186点を修復対象として、平成22年度から文化庁の国宝重要文化財等保存・活用事業費補助金を受け、継続的に修復を行っています。今回の速報展示では、指定品の中でも高級食器である緑釉陶器が、どのような過程で修復され、修復前と修復後ではどこが変わったのかを、斎宮跡出土の緑釉陶器の解説とともにご紹介いたします。
【展示資料】平成28・30年度修復の緑釉陶器椀・皿など 複数点
【観覧料金】観覧には常設展の観覧料が必要です。
一般340円、大学生220円、高校生以下無料
団体(20名以上)の場合:一般260円、大学生180円、高校生以下無料