自然の香りと人のつながりで地域と心をゲンキに!『はあぶ工房Together』(ゲンキみえ)

三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート!」2012年4月29日放送

心に病があっても働ける場所を!
NPO法人が運営するハーブ工房&カフェで、みんなが支えあいながらお店を運営!
おいしいハーブティーやシフォンケーキ…ハーブに囲まれたくつろぎの空間で、お客さんも大満足です!

今回ご紹介するのは、桑名市の住宅街にあるカフェ『はあぶ工房 Together』。
緑に囲まれた、ナチュラルなお店です。

店内は木が多く使われ、ハーブの香りがただよう、くつろぎの空間。
自家製ハーブやハーブを使った商品が数多く販売されています。


カフェメニューの人気は、自家製のハーブを練りこんだ生地に、自家製のペーストを塗り、塩麹に漬けたチキンとハーブのピザです。
回りはサクサク、中はモチモチで、とっても美味しいですよ!


ランチの後に供されるハーブティーとシフォンケーキも大人気。
シフォンケーキは50種類以上の中から、季節などに合わせた味をチョイス。
手前は『塩麹』、奥はここで採れた『なばな』を使っています。
ハーブティーは、ミントやタイムやキャットミント…など、7種類のハーブがブレンドされています。


こちらが『はあぶ工房 Together』を運営する、『NPO法人はあぶ工房Together』の理事長、坂井真佐子さん。
なんと、この素敵なカフェは、NPO法人が運営しているんです。

坂井「なぜNPOかというと、普通のお店として営業しているだけではなく、ここでは、心の病や精神に疾患を持っている人たちが、一緒にお仕事をしているんです。
ここでお仕事をして、何年か経って元気になって、社会復帰してもらう…そのために運営しているお店なんです」


心に病があっても働ける場所をつくりたい…と、坂井さん達が活動をはじめたのは15年ほど前。
公的資金にたよらず、民間で資金を集め、7年前に『はあぶ工房Together』を開店させました。
それ以来、スタッフ、ボランティアさん、心に病のある人たちが、お互いに支え合いながら、お店を運営し、社会復帰を目指しています。


こちらはお店で使うハーブが栽培されている、ハーブガーデン。
ここで収穫されたハーブが、お茶やピザやケーキ、ハーブ商品になるのです。
育てられているハーブは、なんと約50種類!
ハーブガーデンのお世話をしているのは、『ワークルーム桑友地域活動支援センター』で活動しているみなさん。
こちらも心に病があったり障がいのある人たちや、地域のボランティアの人たちです。


『ワークルーム桑友地域活動支援センター』の野田盛二さん

野田「この畑で大事に育てたものをお店で販売して、その売り上げを還元してというサイクルになっています。
ここは地域の中にあるので、地域のボランティアさんたちも来てもらって…病気・障がいのことも自然と地域の方に伝わって…という啓発の意味合いも込めて、ここで活動をさせていただいています」


『はあぶ工房Together』は、心に病がある人たちが社会復帰を目指す場所としてだけでなく、たくさんの人が気軽に集い、楽しんでもらう場所でありたいと、店を開放してさまざまな勉強会やイベントを開催しています。

こちらの自然農法の勉強会は、なんと10ヶ月にわたって開催!
『はあぶ工房together』内での勉強会はもちろん、畑の耕し方や、種や苗の植え方、雑草や虫の処理、そして収穫まで、実際に体験して学ぶことが出来るそうです。


ほかにも『はあぶ工房Together』では、音楽の演奏会や絵画展など様々なイベントを開催。
幅広い世代の人に楽しんでもらいながら、啓発活動をおこなってっています。

まず何よりたくさんの人に来てもらいたい。
ハーブの香りで癒され、手作りの味を楽しんでもらいたい。
そして、大勢の人との関わりを大切にしながら、障がいのある人も心の病のある人も、みんなが繋がっていけるような場所でありたい。


それが、『はあぶ工房Together』の願いです。