いなべ市員弁町「笠田新田」と「大泉新田」の両神明社合同『弁天祭』のお知らせです。
江戸時代、五代目桑名藩主 松平定綱公の命のもと、いなべ市内では新田開発が盛んに行なわれ、それに伴い灌漑用水「笠田大溜」が完成しました。
その大溜を3回も訪れて下さった定綱公をたたえ、1652年に『弁天祭』が始まったと伝えられています。
『弁天祭』は「笠田大溜」を使う笠田新田と大泉新田の両神明社が合同で執行されます。
日時 令和元年9月23日(月・祝)
【スケジュール】
9時 「大泉新田」の行列が「大泉新田 神明社」の横を通り旧いなべ街道を西進。道にある鳥居付近へ
9時半頃 鳥居付近を出発し「笠田新田 観音堂」まで行列
10時45分頃 「笠田新田の観音堂」を出発し「観音堂」西の道路に張られた「注意縄」まで行列
11時頃 「大泉新田」の使いが「笠田新田」の案内人と注連縄前まで来て、
「笠田新田」の案内人が通っても良いと許可し、注連縄を外す。
「笠田新田」の行列スタート。
「笠田新田」の集会所の前を通り「笠田新田 神明社」へ。
11時半 ~笠田新田 神明社~
「大泉新田」の『弁天祭』開始
13時45分頃 「笠田新田集会所前 鳥居」まで行列
14時 ~双方辞令~
「笠田新田」と「大泉新田」の行列がすれ違う。
14時半 ~笠田新田 神明社~
「笠田新田」の『弁天祭』開始
16時半 ~大泉新田神明社~
「還祭」執行
※さらなる水田の増加により用水不足のため水争いが度々起こり、1847年「刻限日影石」を建て、 石に分水時刻を刻入し、これによって長い間続いた争いがなくなったということです。
→https://ssl.kanko-inabe.jp/tourism/513/