津市『津ホンモロコ倶楽部』


ホンモロコとは、体長10cmほどのコイ科の淡水魚。
もともとは琵琶湖の固有種であり、高級食材として知られていましたが、肉食性外来種によって、その数が激減しています。
『津ホンモロコ倶楽部』は、休耕地を利用してホンモロコを育てる取り組みを行なっています。
基本情報
名称 津ホンモロコ倶楽部
住所 津市白山町山田野
問合せ TEL 090-8958-9175(代表 山中啓生さん)
三重県津市白山町山田野



休耕地を利用して高級食材を育てる!『津ホンモロコ倶楽部』(ゲンキみえ)
2012.05.06UP

三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート!」2012年5月6日放送

絶滅危惧種の超高級食材淡水魚『ホンモロコ』を、三重県で初養殖!
耕作放棄地を養殖場として活かすことで、地域の活性化にも貢献します!

基本情報はこちら

今回お邪魔したのは、津市白山町で行われている『ホンモロコ』という淡水魚の試食会。
素焼きにして生姜醤油で、または田楽でいただきます。
臭みが全くなく、身が柔らかいのが特徴だそうです。
素焼きがおいしい、身がふわっとしている…などなど、参加者にも大好評!

『ホンモロコ』とは、体長10センチほどのコイ科の魚で、もともとは琵琶湖の固有種。
ブラックバスやブルーギルなど、肉食性外来種によってその数が激減し、現在は滋賀県を中心に養殖が行われています。
滋賀県や京都府、奈良県などでは、超高級食材として扱われているそうです。

この『ホンモロコ』を三重県で初めて養殖を始めたのが、山中啓生さん(左から3番目)たち『津ホンモロコ倶楽部』です。
山中「『ホンモロコ』養殖をはじめたキッカケは、この地域の耕作放棄地がどんどん増えていることから。
何か始めることで地域の活性化に繋がれば…と思っていたんです。
私たちは3人のグループなんですが、その中の一人、小林さんが偶然『ホンモロコ』のことを知り、滋賀県まで視察に行ってくれたことから、『ホンモロコ』養殖への道がはじまりました。
そして何度も草津まで視察に出向き、そのノウハウを学んだんです」
こうして、三重県初の『ホンモロコ』養殖は、3人のメンバーが個人で出資し、昨年からスタート。
代表の山中さんの田んぼを改造して、養殖池を作りました。
『ホンモロコ』は滋賀の業者さんから買い入れたそうです。

山間の田んぼの中にある、『ホンモロコ』養殖池。
手前の3つは産卵するための池で、奥が成長させるためのメインの池だそうです。

こちらが『ホンモロコ』の卵。
小さなツブツブ、ひとつひとつが卵なんですよ!
ちょうど今が産卵の時期で、これから1~2週間で孵化するそうです。
ある程度育ったところで大きな池に移し、成魚になるまで、およそ6ヶ月。

この日の試食会の料理を作った、『割烹やまき』の山木正春さんが、『ホンモロコ』をお買い上げ。
そもそも、山木さんがここの『ホンモロコ』を知ったキッカケは、山中さんから送られた、一枚のハガキから。
山木「もともと『ホンモロコ』は知っていたし、過去に使ったことはありましたけど、三重県ではまったく使わないんですよ。
ハガキを読んで、三重県で『ホンモロコ』の養殖をしているということに感動しました!」
山中「やはり知って下さっている方、詳しい方がいるというのは、本当に心強いです!」

そして、山木さんによる、三重県産『ホンモロコ』尽くし!

焼きは、照り焼き、塩焼き、素焼きの3種。
お腹には卵がパンパンで、抜群の食感!。

利休揚げは、柔らかいながらもしっかりした身が味わい深いです。
胡麻や油とも相性が良いそう。

その他、季節の山菜を添えた天麩羅や、山椒を効かせた佃煮、変わり種で南蛮漬け。
料理に合わせて味と姿を自在に変える『ホンモロコ』。
その可能性はどんどん広がりそうです。

育てた『ホンモロコ』を、新たな食材として三重県に定着させようとしている人がいます。
その期待を糧に、さらに『ホンモロコ』の養殖に力を注ぐ『津ホンモロコ倶楽部』のみなさん。
『ホンモロコ』をもっともっと三重に広めたい。
地域から休耕地をなくしていきたい。
『津ホンモロコ倶楽部』の取り組みは、今はじまったばかりです!
基本情報はこちら