新しい古道の歩き方「池坂峠探訪~海と山を結ぶ生活道」

■開催日時

令和元年11月23日(土)※雨天の場合11月24日(日)に延期

■集合場所

大台町大杉池ノ谷地区

■内容

池坂越えは北牟婁郡紀北町大野内と多気郡宮川村大杉に跨る峠道で、大野内川(赤羽川支流)を遡り、紀北町最高峰、仙千代ヶ峰支脈尾根にある池坂峠(標高約700m)を越えて大杉の池ノ谷にいたる道です。この峠道は昭和初期まで地域の人々の重要な生活道として使われ、紀伊長島からは紀州の塩や魚が、大杉からは炭や材木などが盛んに運ばれた「行商の道」でした。峠には高さ約70㎝の石地蔵が建立され、刻まれた銘文からは、かつてこの峠道が紀州と大和を結ぶ脇街道であって、和歌山街道にも繋がる重要な役割を持っていたことも伺えます。今回の新しい古道の歩き方では、宮川村大杉より池坂峠に至り、尾根沿いに野又高(標高約728m)に登頂し、かつては行商で賑い、赤羽・大杉両地区の深い交流の接点であった峠道を探訪します。

【スケジュール(予定)】
7:30 受付 ※出発地(大台町大杉地区)
8:00 出発
9:30 池坂峠(標高約700m)(休憩)
11:00 野又高(標高約783m)(昼食・休憩)
12:00 下山開始
14:00 集合地着・解散

【参加費】500円 (保険料・資料代含む)
【定 員】 20名(要申込・応募多数の場合抽選)
【受 付】10月16日(水)~11月16日(土)午後5時まで
【案内人】森 正裕氏(日本山岳ガイド協会所属山岳ガイド)
【持ち物】歩きやすい服装と靴、弁当、飲料、雨具、その他各自必要なもの
【対 象】健脚者向け(一部、道の崩壊による急傾斜地・ガレ場・ザレ場等あり)
     ※歩行距離約7㎞、累積標高約±600m