有久寺 柴燈大護摩・火渡り儀式

■開催日時

20198年11月12日(月)10時00分~
10時~ 御瀧神事
11時~ 紫灯大護摩
12時~ 火渡り神事
※餅撒きは13時半か14時頃を予定していますが、神事の進捗状況により前後する場合があります。

■開催場所

有久寺(紀北町紀伊長島区島原) 

■内容

紀北町紀伊長島区島原の有久寺(真言密教)において、家内安全・交通安全を祈願して恒例の「火渡り神事」が行われます(例年11月12日開催)。同寺は約1000年前、熊野詣での道中に立ち寄った花山法皇の開山とされ、ラジウムの多い冷泉を沸かした温泉があることでも知られています。当日は「火渡り神事」に先立って、朝10時より寺の奥にある波切不動瀧のかかる注連縄を架け替え、住職や信者が瀧に入り滝行を行う「御瀧神事」が行われます。次に境内に戻って、山伏姿の行者たちが結界を張って作法にのっとり修験者が魔よけの矢を四方に放ったり、斧を振り下ろしたり燃え盛る護摩壇に願い事が記された護摩木を投げ入れたりする「紫灯大護摩(さいとうおおごま)」が行われます。そして最後の儀式としてヒノキの割り木(護摩木)にヒノキの葉を載せて点火し、火と煙が残っているうちにはだしで歩く「火渡し神事」が行われ。最初に同寺の東住職と修験者が歩いたあと豊漁や健康などの願い事を胸に漁業関係者や一般の参拝者が続きます(誰でもご参加いただけます)。

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