秋晴れに恵まれた2019年11月10日(日)、藤原町古田にて『古田道具市』が開催されました。

 昔の立田小学校の木造校舎の一部を移築した旧公会堂に、市内だけでなく県外からも多くの方々がお越し下さいました。
 どこか懐かしい建物内には所狭しと多くの古道具が展示販売され、中には江戸・明治時代の年代物があったりなど、当時の人々の暮らしに思いを馳せるのも楽しみのひとつですね。

 善行寺では去年の『古田道具市』の様子の写真展示を眺めながら、和尚様ご夫妻が淹れて下さったコーヒーを頂き、ホッと一息。

 主催をされた地域おこし協力隊の田中翔貴さんご夫妻や古田地域の方々が、和気藹々と協力し合い、楽しそうに訪れた方々をもてなす笑顔が印象的でした。

 爽籟を感じながら田んぼ道をテクテクとお散歩してみると、烏帽子岳に見守られたこの地に、江戸時代に松平定綱公が推奨して植えられた特産品の柿が赤々と実る里山の風景もこころが豊かになりますね。

 当日は同時開催である立田農園「トマト&しいたけ収穫祭」や鼎ハウス「ふるどうぐ市、Marktも。2019」にも多くの方々がお越しいただいた様ですよ。