産田神社例大祭

■開催日時

2020年1月10日(金)午前10時~
※例年1月10日開催

■開催場所

産田神社(熊野市有馬町1814)

■内容

熊野市有馬町にある産田神社の歴史は古く、弥生時代からつづく神社です。日本書紀に登場するイザナミノ尊がカグツチノ神を産んだ場所として伝えられ、この神話に由来して、産田神社は安産と子育ての神様として知られています。毎年1月10日に「子供の健やかな成長と、安産」を願い、祭礼が執り行われます。祭礼では弓引き神事や巫女の舞の神事と合わせてこれから生まれてくる子供や、生まれた子供が元気に育つようにとの願いを込めてサンマの骨付き姿寿司、汁かけ飯、イカの青のり和え、甘酒からなる「奉飯」をいただく習わしが行われ妊婦や小さな子ども連れなど多くの方が訪れます。なおこの習わしにあわせて毎年「くまのサンマ寿司保存会」の方々が1月10日を「さんま寿司の日」と名付け、さんま発祥の地であるこの産田神社でサンマ寿司の振る舞いと販売をおこなっています。さらに祭りでは昔から売られている「うぶたみやげ」の粟おこしを買い求める人も多く、人から頼まれて一人でいくつも買い求める方もいらっしゃます。神事が終わると盛大に餅まきが行われます。

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