『ミエてくる!』2020年4月26日

桜のピンクの衣を纏っていた伊勢神宮が、段々と新緑のキレイな緑の衣に衣装替え!

※緊急事態措置が取られる以前の訪問記です

伊勢神宮には多くの木々が生い茂っており、季節ごとにいろいろな色彩を見ることができます。
今、伊勢神宮 内宮(皇大神宮)は桜のピンク色から新緑の若々しい緑色へと変化しており…
太陽の光を取り入れた、キラキラと光る新緑の木々を見ると、なんだか気持ちが穏やかになってきますね。

今年の内宮は、2月頃から桜を楽しむことができました。
まずは、2月上旬から咲き出す「陽光桜(ようこうさくら)」

 

愛媛県の元教師の方が、戦争に送り出した教え子たちへの鎮魂の思いで作られた品種で、別名「紅吉野」ともいいます。大山祇神社、子安神社に向かう手前に咲いていました。

そして、3月中旬頃より多くの桜が咲き始めます。
「神代桜(じんだいざくら)」
桜の種類で最も寿命が長いと言われており、花は小ぶりで、花弁が少しシャープな感じ。
宇治橋を渡ってすぐ、目の前の大きな木に咲き誇ります。

 

「衣通姫桜(そとおりひめざくら)」
第19代允恭(いんぎょう)天皇の妃、衣通姫にあやかり名前が付けられたそうです。
衣通姫は記紀に絶世の美女と伝承されており、この桜も大きなキレイな花弁を持ち、本当にキレイ!こちらも、宇治橋を渡って正面付近に咲いていました。

 

そして、馴染みのある「ソメイヨシノ」も開花!

 

遠くから見ても、

 

近くで見ても、

 

桜は、心をウキウキさせてくれます!
またこの日は快晴だったので、桜のバックが青空!

そして最後に4月上旬に「八重桜」が咲いて、桜のピンク色より段々と変化していきます。

 

若い葉が段々と増えてゆき、新緑が眩しくなってきました。

五十鈴川の御手洗場の水面に新緑が写り…

 

御正宮から荒祭宮へ向かう階段も、若々しい緑でいっぱい!

 

内宮も新緑の衣へと衣装チェンジがほぼ完了!
優しい緑を見て、気持ち穏やかに過ごすことができました。