一目惚れ!!!
出展者は、陶人形作家のふじいかずのりさん。
陶人形とは粘土を乾かし、焼いたもの。
どうやって作っているのかな。流派とかあるのかな。
印象的なのは、全て生き物だということ。
理由があるのかなぁ。
知りたくて・・・思いきって取材を申し込んでみました!
ふじいかずのりさんは兵庫県生まれ。
中高は岐阜県、大学は三重県。
大学在学中に伊勢神宮の遷宮行事に参加したのをキッカケに、町の人たちと仲良くなり
人と人とのつながりが心地よくて、もう10年以上伊勢で暮らしているんだって。
陶人形を作り始めたのは、大学生の時。
友達が通っている陶芸教室について行ったことが始まり。
小さい頃から粘土遊びが好きで。
中高でも陶芸の授業があったり・・・と導かれるご縁があったのかも!
生き物を作り始めたのは、陶芸教室でお茶わんやお皿を作るのに飽きたから。
勝手に作っていたので教えてもらったわけではなく、独学なんだって。
今、新しい生き物を作るキッカケはお客さまからのリクエストが多いそう。
お客さまからふじいかずのりさんへと繋がりがステキだなぁ。
「蘇民将来子孫家門ねこ」
古くからの疫病除け
写真を持ってきて、これを作ってほしいと頼まれることもあるそう。
「かわいい!」とか「細かいね」と言ってもらえるのが嬉しいんだって。
ふじいかずのりさんは大学卒業後、アルバイトをしながら陶人形を作ってきた。
就職をせず、なぜ??
陶芸教室に通っている時に、作品の依頼をもらい、収入を得たそう。
「これが売れるのか?!」とビックリ!!
でも、これが自信になり、自分でやれるかも、と思ったんだって。
ふじいかずのりさん:『初めの依頼はカエルだったかなぁ。』
加えて、作ることが楽しいから。
生き物を作るのは造形的に作っていて楽しいそう。
ふじいかずのりさん:『自分の思い通りの形が出来たら、嬉しくて♪』
作品を作る時は、実物を見に行ったり、写真を見たり。
色に関しては、濃い色があまり好きじゃなく、
淡い色を土に混ぜて、それを絵の具のように塗っているんだって。
確かに、優しい色。
自然な落ち着きがある・・・。
粘土が乾くまで約一週間。
色をつけてから釜で焼く。
・・・なんと焼いているのは家庭用の窯!!!(驚)
作品を釜に入れてから出すまでまる二日間かかるんだって。
エアコンをつけるとブレーカーが落ちちゃうから、暑さをしのぐためにシャワーを浴びつつ待つ。
なんか一生懸命作っている姿が想像できてホッコリ。いいなぁ~!
(冬は暖かくて快適だそう)
普段はクラフトフェアなどに出展。
日本各地で行われているから、旅をしながら。
開催地まで、車に寝泊まりしながら、温泉に寄ったり、名物を食べたり。
一度行った土地は馴染みができて、また行くのが楽しみになる。
お客さんと仲良くなって「また来てね」と言ってもらえるのが嬉しいんだって。
このお客さんは2日前に立ち寄ってくれてて、
「やっぱり可愛いから」って買いに来てくれていました。
こうした出会いがご縁を育んでいくんだね。
優しい笑顔、落ち着いた話し方と声のトーン。
取材できたのが嬉しくて、興奮していた私もすっかり落ち着いて・・・
陶人形の生き物たちだけじゃなく、ふじいかずのりさんに癒されました。
忙しい中、お話を聞かせてくれて
本当にありがとうございます。
ふじいかずのりさんの作品は目が優しいからか、
表情を見ているとこちらまでニッコリ笑顔に。
色も優しくて、雰囲気があたたかい感じがする。
トゲトゲしちゃう不安の多い、こんな時だからこそ、
「心を癒す」ことが必要なんだと思う。
ふと見ることで癒されるって、ありがたいですね。
みなさまも素敵な毎日を・・・。
【2020年8月以降の出展スケジュール】
※今後の新型コロナウィルスの状況に応じて開催の変更もありますので確認をお願いします。
■イオンモール名古屋茶屋 7月10日(金)~16日(木)10:00~18:00 1階ウエストコート
■イオンタウン伊勢ララパーク 7月28日(火)~8月3日(月)10:00~18:00 1階マックスバリュ前
■イオンモール明和 8月25日(火)~31日(月)10:00~18:00 1階ハナショウブの広場
■イオンタウン津城山 9月3日(木)~7日(月)10:00~18:00 1階マックスバリュ前
■イオンタウン伊勢ララパーク 11月17日(火)~23日(月祝)10:00~18:00 1階マックスバリュ前
■イオンモール四日市北 12月11日(金)~20日(日)10:00~18:00 1階シューラルー前