「シュレーゲルアオガエル」展示再開のお知らせ

■内容

【展示開始日】2020年6月28日~
【展示場所】希少魚コーナー(本館とマンボウ館の間にある屋外エリア)
【展示生物】シュレーゲルアオガエル
学名:Rhacophorus schlegelii
分類:アオガエル科
分布:本州、四国、九州
体長:30-55mm(オスの方が一回りほど小さい)
 
以前、特別展水槽で展示していた個体。しばらくはバックヤードで飼育していたが、この度、新たに水槽を設置し、展示を再開しました。シュレーゲルアオガエルは、まるで外国のカエルのような名前をしていますが、日本の平野・山地・田んぼなどで比較的よく見かける種です。日本を代表するアオガエルの仲間なのですが、知名度はあまり高くないようです。和名は、シーボルトが持ち帰った日本の両生類や爬虫類の研究をしていたヘルマン・シュレーゲル氏に由来します。通常は一様に黄緑色の体なのですが、稀にこうした違う色の個体が見つかることもあります。今回展示している個体は、体が黄色く、一部に緑色の斑紋があります。ちょっと探すのが難しいかもしれませんが、葉の裏や水槽上部などを是非探してみてください。