わはははははははは。
いきなりスマンスマンなのだ。

広がる緑の芝生、目の前は海。
そして背後にはトレーラーハウスがズラリと並んでいる。
いやー、幸せなのだ。
これで手にアンブレラつきの青いカクテルか太陽にかざしつつウフンと傾けていたりなんかしたら、
「ふざけんな、このヤロウ！」
と、あちこちから怒号が聞こえてくるに違いない。

サルシカ隊長ことワタクシと、いつものカメラマン「写真師マツバラ」のふたりがやってきたのは、ネットワークリゾートなんせい。
南伊勢の迫間浦というところにある、知る人ぞ知る穴場キャンプ場である。
ここにはたくさんのトレーラーハウスが設置されていて、基本的にはそこに宿泊するのだという。

「おおおおおおおおお！」
ここのHPを見たとき、ワタクシは静かにうなったのだ。

この４月、我らサルシカ隊もトレーラーハウスを手に入れ、現在鋭意リフォーム中なのである。
が、どこをどのように手入れするかわからない。
なので、いろいろなトレーラーハウスを実際に見てみたいのだ。
このように、いきなり公私混同している隊長のワタクシなのであった。

キャンプ場に入ってすぐのところに管理棟があり、受付がある。
挨拶にいくと、支配人の菅井さんが出迎えてくれた。
受付スタッフも外にいた清掃スタッフもみんな女性である。

ワタクシの勝手な思い込みであるが、
キャンプ場の管理をしているのは「おっさん」というイメージがある。
おじさん的センスの看板や飾り付けで、時折グフフと笑ってしまうキャンプ場が実は多い。

が、ここは違う。
レンタルのバーベキューコンロひとつをとってもオシャレなのだ。
そして掃除が徹底的にされている。

これならば「キャンプはちょっと・・・」と言っているお母さんも大丈夫なのではないだろうか。

支配人の菅井さんに「どこからご覧になります？」と聞かれるや否や、
「トレーラーハウス！」と即答してしまうワタクシ（笑）。

なんとこちらには20台のトレーラーハウスが設置されているという。
アメリカのもの、ヨーロッパのもの、サイズも大小ある。

「おおおおお、すばらしい！！　おおおお、コレ欲しい！！！」
隊長のワタクシはただただひたすらうるさく、写真師はただただシャッターを切りまくっている（笑）。

と、そこで、ワタクシはあるものを発見したのだ！　

おおおおおお、キャンピングカーのサルシカ号と同じドイツ「ハイマー社」のトレーラーハウスではないか！！
側面の模様などのデザインが基本的に同じ！
そしてドアに「HYMER」の文字が！

「おまえ、こんなところにいたのかあ！」

まるで生き別れた兄弟にあったかのように、なぜかヒシッとハイマーちゃんを抱いてしまうのであった（笑）。

さあ、お待ちかね。
トレーラーハウスの中へ入ろうではないか。
今回、ワレワレがチョイスしたのは、このトレーラーハウス。
なかなかデカイのだ。

入口周辺にはウッドデッキがしつらえられている。
そこのテーブルセットで「ああ、ここでビールがあったらどんなに幸せだろう、ああ、うぐうぐうぐ」とエアビール（ビールを飲む真似）をする隊長。
アホである。

リビングキッチン部分はこんなに広い。
調度品も高級でいい感じ。
外国のホテルみたいやね。

簡単なシャワーがあった。
「こうやって座って使うんやろか」と隊長。
アホである（笑）。

寝室。
フロント部分なので天井は低いが、逆にそれが落ち着く。

他にもこんなくつろぎスペースまで。
エア葉巻をしながら、くつろぎ感を精一杯演じるワタクシ（笑）。

※お詫び
こちらのトレーラーハウス内は土足禁止でした。
撮影時は知らずに靴のままで・・・失礼しました！
ご利用のみなさまは靴を脱いでご利用くださいませ～！！

そしてもうひとつ！
こちらには、隊長およびサルシカ隊の面々を震わせる、すばらしいものがあるのだ！
そう、ツリーハウスである！！

スタッフのみなさんでつくったもので、宿泊者は自由に入って遊ぶことができるのだ！

外国のトレーラーハウスに泊り、ツリーハウスで遊ぶ。
このシチューエーションに心震えない子どもたちはいないのではないか。
ワタクシは子どもじゃないけど、震えまくる（笑）。

後半はアクティビティを紹介！
まだまだ遊ぶのだ！

詳しいキャンプ場の情報は「基本情報」をクリック！

photo/写真師マツバラ（松原 豊）
txt/サルシカ隊長（奥田裕久）