FM三重『ウィークエンドカフェ』2020年8月29日放送

今日のお客様は、四日市にある『藤錦庭園魚店』の後藤耀太さん。
住宅街の中にあるお店で金魚とメダカを販売しています。
今、扱っている金魚の種類は20種類ほど。
金魚の産地である弥冨をはじめ全国各地からめずらしい金魚を仕入れています。

NSを使って、金魚やメダカのおもしろさを発信

金魚屋を始めて、仕入れに行ったら、種類の多さに驚きました。
今まではメダカ中心にしていたのですが、メダカほど金魚にもこんなに種類があるとは思っていなかったです。
一つの品種でも作る人によって形も違いますし、そのこと驚き、ハマってしまい、仕入れている状態ですね。
アクアリウム自体は昔からやっていて、海老や熱帯魚を育てるなどしていました。
金魚とメダカは去年始めたばかりの、素人のお店です。
YouTuberもしていまして、YouTubeでメダカの飼育の仕方などを公開しています。
拡散力というか宣伝力、みんなに知ってもらうという行為が好きなので、金魚を始めて、他の人にも知ってほしいという気持ちが強くて、金魚屋を始めたという形です。
一つの品種でも、顔や表情、模様が全員違うので、愛くるしいですね。
エサを欲しがる顔だったり、ちょっと疲れている顔だったり…とても目に見えてわかるので、みなさんにも楽しんでもらえると思います。

 

、金魚を育てていたなどの話しをお客さんと楽しんでいる

お店の入り口には、金魚ののぼりが立っています。
通りがかりで、昔から金魚を飼っている人や、若い方も来ます。
来店はご年配の方が多いですね。
昔、こんなことしとったよ〜、とかお話をしてくれたりして、勉強になります。
楽しいです。
過去の話も聞くことができるので、他の方にお話できる内容もあったりしますので、来ていただいてありがたいです。
『ランチュウ』体型は背びれがない種類です。
デメキンの『蝶尾』というのはしっぽがチョウチョの形をしていて、その名のとおりです。
とても綺麗で人気があります。
しかしやはり人気はランチュウ。
僕もランチュウから始めた人間なんですが、爆弾というかバズーカのような形をしているのがドーンと動く感じも、とても可愛くて。
背ビレがない分、泳ぎが下手なんですよ。
その可愛さに惹かれる方はとても多いと思います。

 

っかりと観察することが大切。初期の段階をしっかりと見極める

金魚は、もとはフナなんですね。
10年以上生きると言われていますが、だいたい死なせてしまう原因は人間にあります。
水換えをしていなかったり。
不潔な状態でいると病気になってしまいますから。
大切にそだてていても、病気にかかってしまうことがあります。
毎日、しっかりと観察していると、いつも様子が違うなということにも早く気づくことができます。
身体に血管が充血する『血走り』という症状が出ていないか、皮膚がただれていないか…その初期状態を見極めることが重要です。
様子がおかしいなと思いながらそのままにしておくと、本当にそのまま悪くなってしまいます。
金魚って簡単に飼い始めやすいけれども、金魚の薬もたくさん売っています。
そういうのが必要なんだということも頭に入れて飼育することが大事だと思います。
僕もネットで結構調べます。
『金魚 泳ぎが変』『金魚 充血』とか、今は調べてもらったら全部、簡単に出て来ます。
いろいろなサイトがありますが、大体は同じ内容が出てくるので、まずはそれを調べて、治療方法を探してください。
何年も前からいる金魚なので、ネットにもたくさん情報が乗っていますから、そこで調べるのがいいかと思います。

 

ダカのYouTuberなので、そこから金魚のファンも増やしたい

一番は自分がビビッと来るものを選んだほうが良いと思います。
品評会に出すとかでしたらまた別ですが、自分が一番カッコいいなと思うものを購入すると良いと思います。
正直、昔からやっている人に勝るものはないので、僕も勉強しながら営業させてもらっています。
僕よりもお客さんのほうが知っていることがたくさんありますので、そこは尊敬してしっかりお話を聞きますし、さらに金魚を広めていきたいと思っています。
昔から金魚を育てている人たちにいろんなことを教わりながら、新しい形で金魚のことを発信するという感じですね。
僕はもともとメダカのYouTuberなので、メダカのファンの方が多いです。
そこで僕から知って金魚を始めるという人もけっこう多いので、少しながらみなさんに広められているのではという実感があります。
金魚は横見、メダカはだいたい上見で上から、背中とか頭とかに模様が付いているので。
メダカを水槽で横から見る方はどちらかというと少ないです。
その分金魚は表情がわかりやすいということですね。
メダカの良いところは、部屋の中にスペースがなくても外で飼うことができるので、プラスチックの容器とスダレさえあれば飼えるので、始めやすいです。
その分金魚は、メダカよりも大きいため水量も必要で、スペースもけっこう必要です。
みんな違ってみんないい、という感じですね。

全部野生にはいなくて、フナから品種改良していった、人間のために作られた観賞魚なので、自分が可愛いと思うことをお求めいただければと思います。