■紀勢道、大内山インターから紀伊長島インターまでがもうすぐ開通！

私は会長になってまだ3ヶ月。
大変な時期に会長になってしまいました（笑）

もうすぐ、大内山ICから紀伊長島ICまでが開通しますね。
さらに来年度には、紀伊長島ICから海山ICが開通予定です。
『古里観光協会』では、ここ『古里』が通過点にならないように、いろいろ取り組みをして来ました。
そういう意味では、今年こそ、その取り組みが実を結ぶ時です。
それぞれの民宿や旅館が、『古里』という1つのチームになってお客様をお迎えしますよ。

『古里』は『ふるさと』が集まり固まっているイメージがあるので、得な部分もあります。
こちらに来たお客さんがどこか泊まりたいと言うと、『古里』の方に行って下さいと、みんな言ってくれるので、ありがたいと思っています。
地域の人たちもみんな、頑張っていますしね。

■積極的な女将さんたちが、がんばっています！

浜掃除に、夏は風鈴、冬はイルミネーション・・・いろいろイベントを開催しています。
『古里』はいつも何かやっているというイメージ。
そして、女将さんが強いですね（笑）

民宿の女将さんたちは、体験民宿など、いろんなことをやっています。
ものすごく積極的なんです。
島めぐり体験、シーカヤック体験、そば打ち体験、イチゴ狩り体験、みかん狩り体験、ガーデニング体験・・・。
それから『湯治の宿体験』なんていうのもあるんですよ。
これはお湯に浸かって、身体を治すプラン。
3泊4日で古里温泉を利用するよう、温泉パスポートを発行します。
これで一日2回、温泉に入れます。
料金は2名様で19800円。お得でしょ。
これも女将さんたちが考案。
のんびりできますので、是非とも来て下さい。

観光協会の会議では男性だけでなく、女性もどんどん入ってきます。
発言は・・・女性のほうがスゴイですね（笑）

■イベント時は会員が大忙し！

先日の7月8日に、古里海岸にて、『海開き』を開催しました。
安全祈願祭をしてから、イベントとしてスイカ割りをしたり、じゃんけんゲームをしたり。
大勢の子どもさんが来てくれて、大いに盛り上がり、楽しかったですよ。

みなさん意外と、いつ開催しているか知らないんですよね。
当日いらっしゃると、楽しめることがいっぱいあるんですよ！

こういったイベントを考えるのも、もちろん『古里観光協会』のメンバー。
民宿などの仕事をしている中で、土曜日・日曜日にイベントをやっていくのは、なかなかホントに大変です。
仕事が入ってなかったらいいんですけど、お客さんが入っていたら、仕入れにも行かないけないし、夕食の時間もあるし・・・。
みんな個人経営なので、自らも板前さんだったり、っていう感じですしね。
かと言って、お客さんがおらんだら寂しいですし（笑）

まあ、来てくださったお客さんに喜んでもらうのが一番嬉しいですね。
また、いろいろしたいと思っています。

■マンボウ料理を名物に！

私が民宿『美乃島(みのしま)』を始めたのが、今から20年前。
マンボウは昔は、漁師の人しか食べていなかった。
売るとかの発想がなかったので、珍しいかなと思い、『マンボウ料理』を始めたんです。
地元でなおかつ、その中の一握りの人しか食べてなかったものを、お客様に出そうとしたんですね。
ある意味挑戦でした。
受け入れられるかどうか・・・冷凍はできるかな・・・と試行錯誤をしているうちに、もう20年たちました（笑）

一番最初にお出ししたお客様は鮮明に覚えていますよ、もう真剣でしたから。
「ササミかな、帆立かな・・・？」
というような反応でした。
本当に、ササミと帆立の間のような味と食感なんですよ。
マンボウだと告げると、ビックリされました。
マンボウなんて水族館でしか観たことがない、絶対食べないと思っていた、と。

今ではマンボウを使った料理は大人気で、だいたいいつも、食事の中に、一品か二品、マンボウ料理を入れています。
都市部ではもちろん食べられないし、ここでしか食べられない珍しいものですから、みなさん写メを撮ったりしますよ（笑）

■マンボウのお味は？

マンボウの旬は、12～2月くらいの寒い時期。
最近では長島でもスーパーで売っていますが、新鮮じゃないと調理しづらいんですよ。

マンボウは狙って捕るものではなく、ブリの大敷に間違って入ってくるんです。
多い時だと10匹とかで、かなり大きいものは、畳1枚分くらい！

調理法は・・・何でもできます。
マンボウじゃなくてカシワ（鶏）だと思って作ったら、レパートリーがいくらでもありますよ。
見た目と違って、すごく上品な味なんです。
ただし火を通しすぎると硬くなるので、注意が必要。
唐揚げや、さっと湯引きをして酢味噌で食べたり、炊いても良いですし、しゃぶしゃぶも美味しいですよ！

ここでしか食べられないマンボウ料理、是非食べに来て欲しいですね。