伊勢の町を歩くと、家々の門口に注連飾りが掲げてあるのが目につきます。
中央に「蘇民将来子孫家門」あるいは「笑門」「千客萬来」などと墨書きした門符(木札)が付き、左右にシデやウラジロなどを飾った他地域にはあまりない注連縄です。
正月の注連縄飾りは普通は松の内が過ぎればはずしますが、伊勢志摩では、一年間かけたままで過ごす風習があります。
それは、「蘇民将来 の神話」による「厄除け」の意味なのです。

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