『鈴花（すずはな）』は「咲かせよう！もっと鈴鹿」をモットーに『花でつくるコミュニティ』を目指す活動をしているNPO団体です。
その事業内容は一人一花運動、植栽活動、環境保全、子育て支援事業、食育＆植育、体験教室など多岐にわたります。“一人一花運動“は、福岡市が発祥。植物を育て生活の中に取り入れることで、人のつながりや心を豊かにし、まちの魅力や価値を高めていく取り組みです。

毎月第2日曜日には「鈴花の日」として、本拠地「心の森」内外でお花の植え込み体験、野菜収穫体験、マルシェ開催、地元企業から講師を招いての体験教室、ビーチクリーンなどのイベントを開催。

2020年の立ち上げ以降精力的に様々な活動をしておられます。

花を植える活動の場は市内の幼稚園や小学校にも。子どもたちと種まきから始め、苗、花と育て押し花しおりにしたものを卒業生へプレゼントされたそうです。
この経験が子どもたちが社会科でNPOについて学ぶきっかけにもなりました。

「花で元気で魅力的な街にしたい」そう話す代表の石川さん（右）。ガーデンコーディネーターの資格をお持ちで保育士でもあります。副代表の加藤さん（左）は介護福祉士、心理カウンセラーの資格をお持ちです。お二人をはじめ多くの方の力が結集し、花に、人に、寄り添う活動が今後も展開されていきます。

「心の森」には畑やガーデンがあり、そちらでも植栽活動が行われています。

四季折々の花が咲き、蝶々、小鳥、人、みんなが集まる素敵な空間となっています。

1回きりではなく地域に根付いた活動の数々。年齢問わず愛される「花」を通じた活動で市民の皆さんが心豊かになれる場所、仲間、コミュニティが形成されていっています。植栽活動はまさにモザイクアート、一人一人が植えた花がこのまちの景色を作っていくなんて素敵ですね。
活動やイベント情報、植物の成長などはInstagram（suzuhana2020）でも情報発信されています。