大安町『大神社(おおみわのやしろ)』にて「夏越(なごし)の大祓」の「茅の輪」が奉製されています。
 古代から大祓は年に2度行われ、わたしたちが清らかな気持ちで日々の生活を勤しむよう、自らの心身の穢れ、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めてくれると言われております。
 6月の「夏越の大祓」では、人形(ひとがた)を用い、神歌を唱えながら「茅の輪」をくぐることで半年間の穢れを祓い、無病息災を祈ります。
※6月30日(火)17時までに、人形に氏名と年齢を書き、人形で身体を撫で、息を吹き掛け、罪穢れを人形に移し、「茅の輪」くぐりを終え、拝殿入口の「人形入れ箱」にお納め下さい。

 【片樋まんぼ】
 古くからの水不足を解消するため、江戸時代の中期に地下の水脈や滲みだし水を集める、まんぼ(間風)と呼ばれる横井戸式の灌漑用水が作られました。
 このときに、尽力された2人の庄屋の遺徳と先人たちの水に対するご苦労を長く伝えようと毎年「まんぼ祭」が開催されています。
 今年は7月5日(日)9時からになります。

※御朱印をご希望の方は、御朱印の用紙をお持ち帰り、ご自身で日付を記入して御朱印帳にお張り下さい。(常駐しておりません)

『延喜式内 大神社』
住所 三重県いなべ市大安町片樋1433