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こんなことに取り組んでいます!

玄甲舎は、弘化4年(1847年)に、田丸町佐田に建設された、金森得水の茶室兼別邸です。
得水は、江戸時代後期に田丸城主久野丹波守の家老として政務を執り行うかたわら、千利休から続く表千家茶道の免許皆伝をうけた人物です。玄甲舎を建築してからは、しばしばここで茶会を催していました。士族をはじめ当代一流の各界名士を招き、交流を深めたと伝えられています。
玉城町では築後170年以上が経過した玄甲舎を、敷地を含め史跡として位置付け平成25年文化財指定しました。
平成27年度より実地調査を行い、修理方針の取りまとめや実施設計を行うことで、修復事業に着手しました。平成29年度には、建物の改修を終え、令和元年度に庭園の復元整備を行いました。
整備した玄甲舎は、令和2年6月から見学や施設の貸出しを行っています。