三重テレビ『ゲンキみえ生き活きレポート』2021年9月5日

2018年1月に放送した、志摩市で「伊勢志摩ゲストハウスたこのすけ」を開いた森田松之助さん・愛さん夫妻のその後を紹介!
森田さんは大学在学中に日本縦断や世界一周、たこ焼きを各地でつくりながら旅をしてきました!
旅先で受けた人々の優しさや思いやりをお返ししようと2018年に「伊勢志摩ゲストハウスたこのすけ」をオープンさせた。
たこ焼きの作り方も教えてもらうプランがあるなど、日本・海外のお客様にも評判のゲストハウスとなり、2020年には2軒目となる『伊勢志摩別荘ぽー』もオープン、2月には長女・暖ちゃんが誕生しました!
このコロナ禍で収入がゼロになるなど厳しい状況の中で、あえて、森田さんは3つめの一棟貸しのコテージをオープンさせるべく改修工事を行っています!

昨年から新型コロナウイルスが私たちの生活を翻弄し、今もなおコロナ禍が続いています。
そんな中、コロナに負けず、苦しい今だからこそ、チャレンジを続けている人がいます!
そこで今回は、志摩市からパワフルなゲンキさんをご紹介します!

 

お久しぶりです!
『伊勢志摩ゲストハウスたこのすけ』の森田松之助さんと、奥さんの愛さん、そして1歳6ヶ月になる娘さんの暖ちゃんです!

 

『伊勢志摩ゲストハウスたこのすけ』のオーナー森田松之助さんは、三重大学在学中に北海道から沖縄までたこ焼きを焼きながら歩き、その後、世界15カ国でたこ焼きを焼いたというツワモノ!

 

旅先で触れた人のやさしさと思いやり。
今度は自分が返す番だと、3年前、志摩市にゲストハウスをオープン。

 

こちらのウリは、森田さんからたこ焼きの調理法を学ぶプランがあること!
海外のお客さんにも大評判!
そんな森田さんは、このコロナ禍にどう対応してきたのか。
そして苦しい今だからこそ次の手を!
森田さんたちの新しいチャレンジをご紹介します!

 

「オープンして3年経ちますが、心境の変化はあまりないですね。
けれど環境が激変しました。一番大きな変化は子どもが生まれて、家族3人で宿を運営しているんですが、子どもがまだ小さいので結構手が掛かって大変ですね」

と、森田さん。

「前は一人でなんとか宿も回せていましたが、やっぱり子どもの世話をしながらだと時間もかかってしまって思い通りにいかないので、あ、こんなに大変なのかと感じてます」

と、愛さん。

 

森田さんがゲストハウスをオープンさせたのは2018年。
伊勢志摩サミット効果もあってインバウンド客が増加し、順調な滑り出しでした。

 

昨年は2軒目の宿となる一軒家のゲストハウス『伊勢志摩別荘 ぽー』をオープン。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大により、国内外からのお客さんが激減。
大きな打撃を受けました。

「『ぽー』は、コロナの影響もあり、1日一組の限定という宿になっていきました。
今までは国内外からたくさんのお客さんが来て、ここでお客さんとお酒呑んだり、交流していましたが、コロナでそういうことができなくなり。
コロナの影響で本当に収入がゼロになって、どうやって生きていこうと思うことがありました」

 

「その時に、食料を自分で調達すれば生きていけると気付き、漁業権を取得して素潜りの海士(かいし)になったんです。
夏はサザエとアワビとかを捕っています」

 

そして森田さんは、この状況の中、さらなるチャレンジ!
なんと、土地を千粒購入し、一棟貸しのコテージを始めようとしています!
それが『貸し切り別荘ラピュタ』です。

「コロナ禍の今だからこそ、何か踏み出さないと、と思いました。
補助金や融資を受けられる環境があったので、今逆に何かしないとコロナが空けたあと、本当に何もできなくなってしまいます。
今が攻め時、今が新しいこと挑戦する時だと思い、お金を借りて踏み切りました」

と、森田さん。

 

室内、天井も高く広々としています。
窓からはスペイン村が見え、夏は目の前で花火を見ることができます!

 

建物の下にはバスケットコート兼テニスコート。
いろいろなスポーツができるようになっています。

 

そして更に驚いてください。
するすると下りてきたのは、150インチの巨大スクリーン。
これで大迫力の映画鑑賞もできます。

 

こちらはキッチン兼バーカウンター。
板の塗装やリメイクなどは、森田さん自身によるもの。

 

お風呂場も広いです!
家族みんなで入ることができる上、窓からはスペイン村の花火も見ることができます。

 

外の敷地も広いです!

「とにかく広いです。
向こうの方、敷地内に森もあるんです。
ここの場所では、バーベキューや焚き火、あとはテントのサウナも作ろうと思っています」

バーベキューと焚き火までは想定内でしたが、サウナまで!
すごい発想力です!

改修工事ならぬ開拓工事は、地域のみなさん、そしてたくさんのボランティアの方々に参加してもらい進められています。

 

「とても広くて大きな場所なので、コロナが収まったあかつきには、スポーツ合宿、社員旅行など大人数で集まって、スポーツしたり映画見たり、バーベキューをしたりサウナ使ったり…アウトドアを存分に楽しめる空間にして、たくさんの人に交流をしてもらいたいと思っています。
悲観していてもコロナがなくなるわけではない、ネガティブになっていても状況が良くなるわけでもないので、自分はこうしていこうという意思をしっかり持ってポジティブに新しいことに挑戦していきたいです。
気持ちがハッピーになって、新しい出来事が収益につながったり…今は暗いニュースばかりですが、ポジティブに行動することで楽しいことがあるんじゃないかな、と行動していて、今とても思います」

愛する家族のため、
旅先でお世話になったあの人のため、
いっしょに汗を流してくれた仲間のため、
森田さんは夢に向かって走り続けます。

『貸切別荘ラピュタ』は2021年9月末オープン予定です!