三重テレビ「ゲンキ!みえ!生き活きリポート」2009年9月6日放送

アイターン移住者が、美杉の地域を活性!
自然と農家体験で、人も地域もゲンキに!

津市美杉町上多気(かみたげ)。
その昔、奈良と伊勢神宮をつないだ伊勢本街道沿いに残る、山間の宿場町で、当時旅籠だった建物が今も軒を連ねます。
ここで体験型農家民宿を営み、地域の活性化に努めているゲンキさんがいます。

『グリーンツーリズム 美杉の風』代表 岩田二三男さん

岩田さんは愛知県一宮市出身。
数年前までは転勤の多いサラリーマンでしたが、「地に足をつけた生活がしたい」と思い続けていたそう。
そんなとき、ここ上多気の自然と人柄に触れて心が動き、築90年の古民家と出会い、移住を決意。

自分がこの地域で役に立つことは何かないか・・・と考えていたところ、この地域に一軒だけ残っていた旅館が閉店。
代わりにと、岩田さんが体験型農家民宿『なかや』をはじめました。

自然が多く残るこの上多気で、グリーンツーリズムをしようと考えたのです。

「ここにはいっぱい資源が眠っている。それを地域のみなさんと掘り起こしながら、大きく育てて発信できれば・・・」と、岩田さん。
自然と農村生活を利用した、さまざまなプログラムを行っています。

 


■あまごつかみ

案内役の青木さんは、普段は製材業を営んでいますが、あまごつかみ体験のお客さんが来ると、先生に早がわり。
河原で塩焼にしていただくこともできるそうです。

■かまどでご飯炊き

昔ながらのかまどで、ご飯炊き体験。
ひとあじもふたあじも違います!

他にも、米作りなどの農家体験や、そば打ち体験、シャワートレッキング・・・などなど、たくさんの体験プログラムを用意しています。

どこにでもある田舎・・・けれど「ここにくると楽しいね、もう一度来ようね」と思われる地域にしたいと、頑張る岩田さん。
初めての土地に触れて、暮らして、人と出会って・・・ともに協力して、地域をゲンキにします!