御在所岳の自然と安全を守って活動されている方々をご紹介します。
御在所岳の登山道にきています。この辺は気持ちいいですね～。

みなさん、お揃いのグリーンのキャップをかぶられていますよ～。
彼らは「御在所岳環境パトロール隊」といって
登山道や自然の管理を行っていらっしゃいます。

発足のきっかけを聞いてみると、
「そもそも御在所岳を中心に山好きが集まって、
道が崩壊しているから道直しから始まり、
道標の整理とかどんどん膨らんできまして・・・今に至ります。」

「参加することで変わったことは、
環境保全についてよく考えることにはなりましたね」

活動していて気付いたことは、
近年、登山者が増えたため山に人が多く入るようになったこと。
そうなると登山道が荒れ、どうしても木が倒れたりするそう。

登山道が荒れる理由は、
人が歩くとどうしても道が踏みつけるのでだんだん土が掘れていくので
雨が降ると土が流れてしまうからだそうです。

「花崗岩という地質の関係もあると思うんですが、
くいとめないとどんどん流れてします。

それを少しでもちょっとでも食い止めたいとやっております」

赤い珍しいキノコ！
御在所岳にはこういった珍しい植物がたくさんあるそうです。

「植物は豊富ですね。
東の植物と西の植物が混じっていますよ」

①道標に防腐剤を塗り、文字をはっきり書く

②登山道の入り口の看板が見えるように草を刈る

道標の板は地元の森林組合さんの間伐材を利用して作って頂いたもの。
放置しておくと木が腐ってしまいます。
だから、防腐剤を縫って長持ちするように管理をしているそうです。

登山道に歩いて入ってくるときに草が生えてくると看板が見えにくくなります。
そこで、入口が分かりやすくなるように草を抜く作業が必要になります。

「御在所岳の魅力は、
低山でありながら山に色んな岩があり、花があり、雪があり・・・
バリエーションに富んだ自然の楽しみ方ができる場所だということ。

その場にいけば“できる”というところがいいところだと思います」

今現在あるものをきっちりと維持していくことを目標に、
これからもやっていきたいなと思っています。

あまり背伸びをせずにやっていきたいですね。（笑顔）